「今日是好日 ― 玄侑宗久」禅語遊心 ちくま文庫 から
「今日是好日 ― 玄侑宗久」禅語遊心 ちくま文庫 から 雲門文偃の「日々是好日[にちにちこれこうにち]」が『碧厳録』第六則によって有名だが、こんな言葉もある。「日々」ではなく「今日」になっている。...
View Article「ブルーノ・タウトの小箱 ― 隈研吾」銀座百点編 おしゃべりな銀座 から
「ブルーノ・タウトの小箱 ― 隈研吾」銀座百点編 おしゃべりな銀座 から 僕がまだ小学生のころの話である。そして少し銀座とかかわりのある話である。...
View Article(巻四十二)残寒やこの俺がこの俺が癌(江國滋)
9月23日月曜日 晴れ。秋の心地良さを感じた。朝家事は特になし。細君が生協から戻るのと入れ替わりにお米など重いものを買いに生協へ行く。秋田コマチの無洗米2キロが1100円。買い物を置きに一度戻ってから散歩。柿の実の色づき具合を見ようと順路を変えて2丁目の都住に向かう。カーキ色には程遠いが、薄く黄色く染まってきた。参考文献:「柿 - 團伊玖磨」朝日新聞社文庫 なおパイプのけむり...
View Article(巻四十二)とつぷりと後暮れゐし焚火かな(松本たかし)
9月25日水曜日曇り。朝方夏蒲団を被る。朝家事は玄関掃除と窓ふき。その後買い物。帰宅して昼飯の温めなどを致す。昼飯喰って、一息入れて、座椅子でごろ寝。二時過ぎから散歩。小雨なので図書館だけにした。図書館は明日館内整理で休館となるので今日借りて置くことにして、『角川俳句9月号』『一年の風景―池波正太郎』『そしてだれも信じなくなった ―...
View Article(巻四十二)昼火事に人走りゆく冬田かな(佐藤紅緑)
9月26日木曜日晴れ。朝家事は夜濯ぎの外干し。夏の初めにクリーニングに出した毛布の引き取り。タオルケットの洗濯。ほかに、メーターボックス内の廃棄物回収の方が見えた。メーターボックスが隣の住居に関連する部分もあるとのことで、作業の方が...
View Article「習慣の弊害 ― 土屋賢二」文春文庫 そしてだれも信じなくなった から
「習慣の弊害 ― 土屋賢二」文春文庫 そしてだれも信じなくなった から 繰り返しの力は大きい。見なれたというだけの理由で物の価値が下がることは本来ありえない。百万円の札束をいくら見つめても、百万円の価値があることに変わりはない。だが尊敬すべき人物も、何度も接しているうちに軽蔑の対象に変わり、どんな驚嘆すべき景色も、何度も見ているうちに平凡な景色になる。...
View Article(巻四十二)死ねばみな黄泉にゆくとはしらずしてほとけの国をねがふおろかさ(本居宣長)
9月27日金曜日 曇り時々雨。朝方毛布を被る。朝家事は掃除機がけ。終わって細君が妹に電話している間、休息。そのあと昼飯の温めなど。ありがたいことに午後からは本降りになるらしいからサッサと散歩して来いとのことで11時からお解き放ち。 図書館で3冊返却し、お稲荷さんで二十円、三十円のお願いを致す。涼しいせいかコンちゃんが起きあがり鳴き声を出してそばに寄ってきた。...
View Article「要警戒:犬化がまん延している ― 土屋賢二」文春文庫 そしてだれも信じなくなった から
「要警戒:犬化がまん延している ― 土屋賢二」文春文庫 そしてだれも信じなくなった から 最近、ネコが野性味を失って飼い主に依存し、犬のように呼べば返事をし、芸までするらしい。ネコの犬化が始まっているというのだ。耳を疑う話だが、この情報は学術的調査の結果だということを、初対面の人から教わった。わたしのもっている情報の中では最も信頼できるAランクに入る(ランクはZまである)。...
View Article(巻四十二)鴨引いてダム湖に残る深さかな(本谷眞治郎)
9月29日日曜日 曇り時々雨。朝家事は特になし。細君は生協へ出かけ、お米のないわねと帰ってきた。昼飯の支度を手伝ったあと散歩に出かける。今日は反時計回りで歩き、クロちゃんのところから二丁目の裏通りを歩き、蓮光寺通りに入る。定点の亀中正門からお寺を撮っていたら、電柱のところで女子高生が尻丸だしでスマホに夢中だ。趣味悪だが、コソッと一撮いたした。参考文献:「女子高生制服ウォッチング -...
View Article(巻四十二)世の中の人は全てが飛花落花(二宮正博)
9月30日月曜日 曇り時々雨。朝家事は拭き掃除。お米があれば買って来いとのことで生協へ行く。ついでに郵便局に寄り「扶養親族等申告書」を出す。明日から郵便料金が値上げとのことでか、10、20の郵便物を持ち込んでいる人が一人二人。参考文献:「郵便局の角で - 藤沢周平」文春文庫 小説の周辺...
View Article(巻四十二)冬晴やソース含めるメンチカツ(藤田哲史)
10月1日火曜日 曇り時々雨。台風接近だとか。細君は暑いよりは曇り雨の今日の方がよいと記帳に出かけた。で、独り静かに午前をBBCを聴いて過ごす。AVに興味がなくなったのは観飽きたのか歳なのか。 昼飯はパック赤飯とカップ麺にしたがカップはインフレ対策を兼ねて小さいのにしておいたが量的にもちょうどよかった。食べ飽きたのか歳なのか。参考音源:Older...
View Article「民法 公社住宅と借地借家法32条1項 ― 一橋大学教授 鳥山泰志」法学教室2024年9月号
「民法 公社住宅と借地借家法32条1項 ― 一橋大学教授 鳥山泰志」法学教室2024年9月号 最高裁令和6年6月24日第一小法廷判決 ■論点 地方住宅供給公社が賃貸する住宅の使用関係に借地借家法32項1項の適用があるか。 〔参照条文〕借地借家32条1項 【事件の概要】...
View Article(巻四十二)だんだんと遠く見る癖春愁(モーレンカンプふゆこ)
10月3日木曜日 曇り時々雨、のち晴れ。朝家事は特になし。生協に朝食用品を買いに行き、一度戻ってから散歩。葛飾野高校、白鳥ファミマ、修徳学園、亀青小学校、田中商店、リハビリ病院と白鳥、青戸方面を歩いたが、青戸八丁目に入るとあまり人がいない。 ツマミを買いに生協に入り、目をつけておいた竹輪の磯辺揚げを仕入れて野点致した。ベンチは少し濡れていたが、タオルハンカチで拭いて強行いたした。磯辺揚げ美味し。...
View Article「青色申告承認取消処分と憲法31条の法意 - 京都大学教授 原田大樹」法学教室2024年9月号
「青色申告承認取消処分と憲法31条の法意 - 京都大学教授 原田大樹」法学教室2024年9月号 最高裁令和6年5月7日第三小法廷判決■論点 法人税法の青色申告承認取消処分が、事前手続を保障していないことが憲法31条の法意に反するか。 〔参考条文〕憲31条、法税127条、税通74条の14第1項 【事件の概要】...
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