(巻四十一)倒されて案山子は天を知りにけり(横田青天子)
7月31日水曜日晴れ。多湿。朝家事は特に無し。細君の生協からの戻りを待って散歩。団地内の百日紅を巡った。一日にして老婆は成らず百日紅(名和未知夫)道化師に晩年長し百日紅(仁平勝)ついでに生協に寄り、野点の支度を致した。鶏の唐揚げが出ていたので多少割高感があったが試してみることにした。ケンタとか他を知らないが、まっ、普通に旨かった。唐揚げに缶酎ハイ1本と普段と変わらない昼酒だったが、今日は酔いがまわり...
View Article(巻四十一)庖丁の片袖くらし月に雲(其角)
8月1日木曜日晴れ。多湿。昨日よりは2度ほど下がったとか。細君の誕生日で、お約束の色鉛筆画を用意した。いつまでもひとつ年上紺浴衣(杉本零)朝家事は掃き掃除、クーラーのフィルター掃除と洗濯物の外干し。今日は北の方から風が吹いてくる。我が部屋の窓を開けて風を楽しむ。10時から散歩。図書館、親水公園、お稲荷、7-ELEVEN。7-ELEVEN、亀二裏通り、生協。野点のアテは酢豚とスパゲティサラダの選択とな...
View Article(巻四十一)惜みなく呉れて教えず茸山(伊藤宇太子)
8月2日金曜日晴れ。多湿。多湿で不快の極み。朝家事は特に無し。細君と入れ換わりで生協にお米ほかを買いに行く。ついでに中華サラダで野点。今日も団地に救急車が来ていた。パトカー行き救急車行き葦簀[よしず]越し(柏原眠雨)眠気がして机でウトウト。昼飯喰って、一息入れて、座椅子でごろ寝。危険な暑さを感じ、ごろ寝のまま散歩せず。今日はシャッフルで、Is hypnosis a real...
View Article「天才は遺伝するか? ― 福岡伸一」ルリボシカミキリの青 文春文庫 から
「天才は遺伝するか? ― 福岡伸一」ルリボシカミキリの青 文春文庫 から キリンの首はなぜ長い?キリンは高いところにある葉っぱが食べたくて、首をのばそう、のばそうと日々、そして世代を越えて努力しつづけました。こうしてキリンの首はだんだん長くなっていったのです ―...
View Article(巻四十一)ひとの死はやはりひとごと雲に鳥(角野良生)
8月3日土曜日晴れ。多湿。朝家事は洗濯物干し、掃除機掛け。10時から散歩。図書館、親水公園、お稲荷、7-ELEVEN。7-ELEVENから生協。生協でメンチカツと缶酎ハイを仕入れてベンチで野点。保育園の前を通ると、土曜日ということでか、親子のイベントがあるようで父母子の出入りが頻繁だ。そんな中にバングラデシュのお父さんと息子、一歳八ヶ月、が居て、笑顔を送ってきたので笑顔を返し、少し雑談。落語ではない...
View Article(巻四十一)暮し向き質素に燈火親しめり(清永弘子)
8月4日日曜日晴れ。多湿。午前中から危険な暑さ。朝家事は特になし。細君と入れ換わりに生協へ。買い物の他にあの実に旨いレバの甘辛煮を野点に買い求めた。で、旨し。日曜日にしか出さないのかな?11時で危険を感じる暑さだ。戻ると俳壇が届き、道に迷ふ夢ばかり見て明け易し(池内真澄)鉄棒に三つの高さ風薫る(保坂倶孝)を書き留めた。昼飯喰って、一息入れて、座椅子でごろ寝。危険な暑さで散歩は致さず。歩かねば芭蕉にな...
View Article(巻四十一)遠見には案山子とみえて動き出す(大矢恒彦)
8月5日月曜日晴れ。多湿。朝一の体感では昨日より更に暑く、過酷な一日になりそうだ。朝家事は夜濯ぎの外干しと掃き掃除。その後、床屋。葛飾野高校のグランド沿いを歩いて10時開店の店に3分過ぎに入り2人目。後から爺さん婆さんがつぎつぎに覗いては諦めて帰っていく。まだ千円でやってくれるのだから年寄りには有難い。床屋の帰りに生協で蓮根サラダを仕入れてベンチで一献。昼飯喰って、一息入れて、座椅子でごろ寝。洗濯物...
View Article(巻四十一)凡句よし駄句よし宇治に赤とんぼ(清水哲男)
8月6日火曜日晴れ。朝家事は特に無し。細君の歯科通院に同行し、白鳥生協の2階へ参る。歯の点検に小一時間かかるようで待つ間に生協のイートインで焼きそばで一杯。イートインは禁酒地帯なのでノンアルビール。館内はしっかり冷房が効いているので楽は楽だが、後がキツいのではなかろうか。歯科点検の終った細君とサンドウィッチなど買って帰宅。暑いが最悪の酷暑ではなかった。買って帰ったフィッシュ・バーガーとあんドーナツ、...
View Article隙間風終生借家びととして(石塚友二)
8月7日水曜日曇り。多湿。朝家事は夜濯ぎの外干しだけ。江川氏が始球式に登板したとの由。太田氏という選択はなかったのかね。 マウンドのひとつ頷く玉の汗(咲間源文)...
View Article(巻四十一)菊枕してホスピスに入る積り(佐滝幻太)
8月9日金曜日晴れで多湿は変わらず。朝家事は夜濯ぎの外干しだけ。細君はクリニックへコレステロール検査の結果を聞きに出かけた。検査で出かけたときに熱中症になり、暫く目眩に悩まされていたが、ここまで回復した。よかった、よかった。留守に不善をなしたが、オカズのマンネリで勢いに欠けた。10時半に細君無事に帰宅。私の昼飯はパック五目ご飯とカップ担々麺。担々麺でどっと汗をかいた。昼寝のあと、歯医者に向かう。3時...
View Article(巻四十一)寝かねてに草紙選ばむ蟲の聲(中原道夫)
8月11日日曜日晴れ。37度の予報。朝家事は夜濯ぎの外干しと掃き掃除。10時から散歩。先ず図書館に寄り、館員の方に川上未映子の随筆・エッセイの絞り込みの仕方をご教授頂いた。著者から作品を選び出すことは出来たが、小説は読みたくない。読んで見るかと思っているのは随筆だが題名では判別できないので教えを乞うたところ、川上未映子で絞り込み、更に、ジャンルで「文学」、更に細分で「エッセイ」をクリックすればよいと...
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