(巻三十九)夕立の明るき空のままやみぬ(岸田尚美)
1月24日水曜日(巻三十九)夕立の明るき空のままやみぬ(岸田尚美)晴れ。朝家事は洗濯。昼飯喰って、一息入れて、散歩に出かけた。読む本がないのでネット上は回送中ばかりだったが図書館に寄ってみた。1冊だけ届いていたので借りて、クロちゃんに逢いに向かった。寒風が吹きつけるので、愛の段ボールシェルターに籠っていた。呼ぶと箱から飛び出してきて脚にまとわりついて癒してくれた。風のない一画でスナックを食べていただ...
View Article(巻三十九)一刷毛の雲の流れも秋めけり(岡本芳子)
1月25日木曜日(巻三十九)一刷毛の雲の流れも秋めけり(岡本芳子)晴れ。今朝は冷え込んだとのことだが昨年に比べると楽である。昨年は窓際の机にいるとガラス越しに冷気が伝わり、座っていられなかったが、今年は平気だ。朝家事は無し。お米ほかを買いに行き帰りに団地猫のトイちゃんにたかられた。3日ほど顔を見ていなかったのでちょっと心配していたが、無事で何より。昼飯喰って、一息入れて、散歩に出たが、図書館は休館で...
View Article(巻三十九)手の甲にメモあるナース菊日和(工藤文子)
1月26日金曜日(巻三十九)手の甲にメモあるナース菊日和(工藤文子)晴れ。朝家事は洗濯と掃除機がけ。やや風は強いが洗濯物は外に干した。昼飯喰って、一息入れて、Prof. Steve Brusatte: Talking about...
View Article(巻三十九)妻にいふ夢道の俳句鉦叩(田窪正利)
1月27日土曜日(巻三十九)妻にいふ夢道の俳句鉦叩(田窪正利)晴れ。朝家事は台所の換気扇フィルターの張り替え。昼飯喰って、一息入れて、予約本の届いている図書館へ参る。予約本が8冊届いていた。それを持って閲覧室に入り点検し、3冊は即返却とさせて頂いた。図書館からクロちゃんへの途中で消防車を見留め一撮。火事とか爆発とかではないようで野次馬もなし。クロちゃんはスナックより私の愛撫を喜ぶようで、なんていい猫...
View Article「刑法 無差別放火殺人における実行の着手 - 東京大学教授 和田俊憲」法学教室 2023年12月号
「刑法 無差別放火殺人における実行の着手 - 東京大学教授 和田俊憲」法学教室 2023年12月号 東京地裁立川支部令和5年7月31日判決 ■論点多数の客体を概括的に認識して遂行される放火殺人では、いかなる基準で実行の着手を判断すべきか。〔参照条文〕刑203条・199条・43条...
View Article(巻三十九)この駅の階段多し十二月(藤原まき)
1月28日日曜日(巻三十九)この駅の階段多し十二月(藤原まき)曇り。9時直前に地震。震度4で震源は東京湾だとか。イヤな感じ。朝家事は洗濯。その後買い物。昼飯喰って、一息入れて、散歩。図書館の柱に新しく購入した本が紹介されていたが、実務的なHow...
View Article(巻三十九)身に入むや捨てる書の紐固く絞め(佐藤一)
1月29日月曜日(巻三十九)身に入むや捨てる書の紐固く絞め(佐藤一)晴れ、気温やや上がる。Wi-Fiが不調で苛々。ルーターの電源抜き差しして復調したが、再起動の頻度があがってきたように思う。朝家事は四部屋の窓拭き。読むものが無くなり仕方なく捨てずおいたペーパーバックの中から、THE GREAT SWITCHEROO - Roald...
View Article(巻三十九)五番街のマリー聴きゐる夜長かな(金子文衛)
1月30日火曜日(巻三十九)五番街のマリー聴きゐる夜長かな(金子文衛)晴れ。暖かし。朝家事は洗濯と掃き掃除。掛布団を干す。昼飯喰って、一息入れて、散歩。図書館で1冊借りて、お稲荷さんへ。コンちゃんは腹は空いていないのに愛想がよかった。クロちゃんはいつも通り。前足を踏み踏みして御機嫌!生協に寄って寝酒の友のチョコを買う。帰宅して、野菜を蒸して、豚肉を焼く。「日本の名随筆別巻44記憶」を借りてきたのだが...
View Article(巻三十九)ふきのたう二百に足らぬ万歩計(喜多てる子)
1月31日水曜日(巻三十九)ふきのたう二百に足らぬ万歩計(喜多てる子)昨晩も寝付きがよかったようで、10時からの鉄っちゃん番組「きしゃポッポ」(FM葛飾)を聞き逃した。睡眠状態はここのところよろしく、途中の目覚め時間が短い。よくないのは夢の記憶がややはっきりしているところだ。晴れ。朝家事はなし。お米ほかを買いに生協に行き、5%割引き券を使う。帰りに保育園児のお散歩を眺め、「これから生きて行かなきゃな...
View Article(巻三十九)寒燈やひとりの音に独り住む(白根純子)
2月1日木曜日(巻三十九)寒燈やひとりの音に独り住む(白根純子)晴れ。穏やかな晴れ。朝家事は掃除機がけと洗濯。今日は御三家などの入試のようだ。細君は息子との二人三脚を懐かしんで朝からその話が多い。昼飯喰って、一息入れて、晴から曇りに変わり、北風が吹く中を散歩に出かけた。先ず庭先に梅のあるお宅に梅見に参った。チラホラがよろしいところ、出遅れてしまった感あり。そこからクロちゃんのところへ回り遊んでいただ...
View Article(巻三十九)不用意に出で来し旅の忘れ雪(高柳和弘)
2月2日金曜日(巻三十九)不用意に出で来し旅の忘れ雪(高柳和弘)曇り。やや寒し。エアコンをつけろと云われるがそこまでの冷え込みではない。結露も顕れず。朝家事はなし。買い物に出て、「八起」の前を通ったら提灯が外されていて暖簾もかかっておらず。店を開けない日も提灯は出しっぱなしにしていたからちょっと気にかかる。婆さん疲れていたようだし、一月いっぱいで店を畳んだのか?昼飯喰って、一息入れて、散歩。階段を下...
View Article(巻三十九)病みぬけし夫と見てゐる除夜の星(鈴木しどみ)
2月3日土曜日(巻三十九)病みぬけし夫と見てゐる除夜の星(鈴木しどみ)穏やかな晴れ。朝家事は洗濯と掃き掃除。昼飯喰って、一息入れて、しばらくtubeを観てから床屋さんへ参る。一人待ちでやってもらった。4時までは好天。「八起」は潰れたかと行ってみたら提灯が出ていた。ドアを引いたらどうぞというので入って、刺身を頂き、おまけの煮物を頂き、ホッピーと二合。これは飲み過ぎで帰宅してノックアウト。細君に白状して...
View Article(巻三十九)老い愉し二つに見ゆる初日の出(吉田敦子)
2月4日日曜日(巻三十九)老い愉し二つに見ゆる初日の出(吉田敦子)昨晩は久しぶりに酔っ払い、今朝もまだ残っている。反省だな。飲まないで我慢していたのと、それで小遣いが残っていたのが深酒の原因だ。刺身とホッピーまでにしておけばよかった。歳もあるな。雪にはならず、雨。朝家事は特になし。細君は雨が上がったのを確めて生協へ出かけた。明日、明後日は冷え込みが厳しいとの予報なので今日買い物をしておくそうだ。昼飯...
View Article(巻三十九)病室の隣の翁は寒くとも我が家がよろしと少しも言わず(谷津紀男)
2月5日月曜日(巻三十九)病室の隣の翁は寒くとも我が家がよろしと少しも言わず(谷津紀男)午前中は曇り。朝家事は掃き掃除と洗濯。秋に行われる同窓会の案内をいただくが欠席で返信。昼飯喰って、一息入れて、暖房部屋に籠り、散歩には出かけず。クロちゃんごめんね。雪が降り始めた。3時半から夕飯の下働き。手羽大根の鍋番と鮭を焼く。自室に戻りパーカーのフードを被り固まる。窓が低いので足元が冷える。5時ころ夕刊が配達...
View Article(巻三十九)酒飲めば去る日近づくうつし世で出会ひし人の貌思ひ出づ(岡田独甫)
2月6日火曜日(巻三十九)酒飲めば去る日近づくうつし世で出会ひし人の貌思ひ出づ(岡田独甫)曇り。うっすら積雪。しばらくは足元に注意だ。血圧計が壊れた。5年くらい使ったが寿命なのだろうか。ポックリ逝けばいいのにグタグタと壊れた。動くが途中でERRORが出て萎む。ああいう終わり方はしたくない。朝家事はなし。戸建てころは雪かきがあったが、ここでは何もない。車が通るから自然と雪は消えてくれるが凍結注意だ。昼...
View Article(巻三十九)死病とは知らずに見舞ひたる寒さ(内藤悦子)
2月7日水曜日(巻三十九)死病とは知らずに見舞ひたる寒さ(内藤悦子)快晴。朝家事は洗濯。買い物から帰った細君が「肉の棚が空っぽ!午後入荷だって!」と言う。で、自分の朝食用品を買いに行って棚を見たが空っぽ。弁当や惣菜コーナーもかなり手薄になっていた。クロちゃんはお元気かと覗いてみたが不在。昼飯喰って、一息入れて、図書館へ。スケッチのお手本を2冊、他1冊を借りてクロちゃんへ。午後は居てくれて癒していただ...
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