(巻三十八)面接試験終へ屋上の秋高し(松田隆)
10月17日火曜日(巻三十八)面接試験終へ屋上の秋高し(松田隆)晴れ。細君は腹が痛いとトイレへ通っている。初デートのときも腹を壊して「またね!」と逃げるように駅のトイレに駆け込んで行ったっけ。朝家事は粗大ごみ出し準備。いつもより早めに昼飯を喰い、いつもより遅めに一息入れて、ウトウトしならがら英聴致す。4時開店の「俺んち」に合わせて3時45分に散歩に出かけた。途中図書館で返却し、お稲荷さんに参拝し、コ...
View Article(巻三十八)LINEにも文才の有無獺祭忌(あらゐひとし)
10月18日水曜日(巻三十八)LINEにも文才の有無獺祭忌(あらゐひとし)晴れ曇り。朝家事は洗濯。昼飯喰って、一息入れて、ウトウトしならがら英聴致す。4時前から散歩に出かけてコンちゃんとクロちゃんと交遊し、「八起」で爺婆と奴と鯵刺しで交友いたす。八十過ぎの婆さんが元気に飲んでいたが、「私なんか独り者になっちゃっからいいけど、うちの隣の同い年の婆さんは旦那と五十になる息子の面倒みてて大変そうだわよ!」...
View Article(巻三十八)解決の一つに別れ花の道(曽根新五郎)
10月19日木曜日(巻三十八)解決の一つに別れ花の道(曽根新五郎)晴れ。朝家事は掃き掃除、洗濯物・毛布干し。11時ころ会社からメールがあり、至急の御召し。急ぎ昼飯喰って、一息入れて、新しい靴を履いてバス停へ急ぐ。青砥から押上線都営浅草線で日本橋へ向かった。と云うことでご担当と30分ほど意見交換を致した。事案の道筋は平坦だけれども、根拠法令を揃えて回答とするため今宵はお仕事となる。で、本日の徘徊につい...
View Article(巻三十八)御自愛の言葉が解る古希の我(毛利美子)
10月20日金曜日(巻三十八)御自愛の言葉が解る古希の我(毛利美子)曇り晴れ。朝家事は洗濯・外干し。昨晩は御召しがあった事案についてのお復習を致して以下のようなメール他を作成した。『相談者 様本日はお時間を頂きありがとうございました。核心の問題ではございませんが、評価申告要・不要の点についての資料及び説明、また気付きの点を申し上げます。...
View Article(巻三十八)点滴のモルヒネとなり夕桜(結城節子)
10月21日土曜日 (巻三十八)点滴のモルヒネとなり夕桜(結城節子) 晴れ。朝家事は掃除機がけ。携帯のデータ消費量が月の後半から鰻登りだ。各日までの消費量累計は16日0.28GB, 17日0.29, 18日0.33, 19日0.40,...
View Article(巻三十八)台風に負けて欠席届かな(宮本幸子)
10月22日日曜日(巻三十八)台風に負けて欠席届かな(宮本幸子)晴れ。朝家事は洗濯・外干し。生協へお米を買いに出かけて、ついでに豆大福と草餅を買う。甘辛両刀使いだが量は少ない。10月21日現在の携帯のデータ消費量は0.53GBとなっていた。前日から0.03GBの増加だが、昨日はWiFi圏外での使用は一切していない。で、昼飯喰って、一息入れて、英聴致して、洗濯物を取り込んで、3時半ころから散歩に出かけ...
View Article(巻三十八)家はみな杖に白髪の墓参り(芭蕉)
10月23日月曜日(巻三十八)家はみな杖に白髪の墓参り(芭蕉)晴れ。まだ室内ならTシャツ、短パンで過ごせる。朝家事は掃き掃除だけ。そのあと、郵便局に会社へ送る署名押印済みの契約書を出しに出かけた。160円自腹を切って特定記録で出しておいた。携帯のデータ消費量は昨日までで0.58GBとなり、一日に0.05GB使ったことになる。WiFi圏外ではほとんど使っていないのでこちらの認識とはひらきが大きい。そん...
View Article(巻三十八)秋風や人なき道の草の丈(芥川龍之介)
10月24日火曜日(巻三十八)秋風や人なき道の草の丈(芥川龍之介)晴れ。未明に目覚め以下の文を顔本などに載せたらバンコクの心強い方から反応があった。お知恵拝借。以下(4)の規定に従い輸入者が修正申告した場合の付帯税(延滞税・過少申告加算税)の取扱いについて読むべき法条、政令、通達、及び文献を教えてください。ほかにご助言あればよろしくお願いいたします。輸入通関事務処理体制についてhttps://www...
View Article(巻三十八)相続人全部のはんこ秋の風(藤岡初尾)
10月25日水曜日(巻三十八)相続人全部のはんこ秋の風(藤岡初尾)曇り。気温のせいか、血圧が上がりはじめた。細君は便秘気味のようですこぶる機嫌が悪く閉口する。昼飯喰って、一息入れて、AUのサポートに携帯の不具合を相談したら、色々と試してはくれたが解決に至らず。修理か買い換えと言われたが、メールと電話と文字は読めるから、その基本機能が動くうちはこれで我慢しよう。病院の待合室で麻雀が出来ないだけだ。寝床...
View Article(巻三十八)一枚の紫蘇で変りし昼の膳(児島綸子)
10月27日金曜日(巻三十八)一枚の紫蘇で変りし昼の膳(児島綸子)晴れ。生協に買い出し。その後10時半に家を出てAUショップに向かう。途中、コンちゃんを訪ねたが、腹が減っていないときは実に無愛想である。まっ、猫だから仕方がない。早めに家を出たので、駅下商店街ビーンズを通り抜けて弁当の品定めをしたが、弁当は千円時代に入ったようだ。次いで、駅でスイカのトップ・アップ五千円。で、ショップに入り予約済みであ...
View Article「英語教師夏目漱石(抜書『子供の語学教育』) - 川島幸希」新潮選書
「英語教師夏目漱石(抜書『子供の語学教育』) - 川島幸希」新潮選書 ところで、漱石はわが子の語学教育はどうしていたのだろうか、親が子供を教えるのは、えてして感情が入り過ぎてうまくいかないものだが、漱石の場合も例外ではなかったようだ。長女の筆子は次のように回想する。...
View Article(巻三十八)終活といふものに似て落葉掃く(仁平勝)
10月29日日曜日(巻三十八)終活といふものに似て落葉掃く(仁平勝)雨。朝家事は掃き掃除。10時ころ雨が上がったので生協へ買い物。昼飯喰って、一息入れて、散歩。都営団地の公園で自治会の有志が木々に電飾を吊るす作業をしていた。そんな季節か。電飾を取り付く小枝あやまたず(拙句)猫巡礼はみなさんお元気で何より。猫たちも日溜まりにうずくまるようになってきた。散歩の途中に生協で買って道々かじった98円のうぐい...
View Article(巻三十八)冬めくや道行く人の黒づくめ(苗代碧)
10月30日月曜日(巻三十八)冬めくや道行く人の黒づくめ(苗代碧)晴れ。朝家事は洗濯・外干し。昼飯喰って、一息入れて、英聴・読書。「英語教師夏目漱石-川島幸希」新潮選書を捲っていたら、漱石訳の方丈記冒頭が出てきた。Incessant is the change of water where the stream glides on calmly: the spray appears over a...
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