(巻ニ十八)沈黙に飽きてため息寒蜆(池田星州)
(巻ニ十八)沈黙に飽きてため息寒蜆(池田星州)2月23日火曜日最高気温は15度まで上がるらしいが、何日が振りに北風の音を聞いている朝だ。そんな中を細君は生協に出かけて行った。家事:なし。時間ができたのでBBCのポッドキャストのアーカイブから15本ほど拾ってみた。昨晩は床の中で随分前、たとえばイチローのメジャー3000本安打の頃、のNPRを聞き返してみた。過ぎ去った日々が懐かしいわけでもないし、ニュー...
View Article(巻ニ十八)のどかさや一年ごしの橋普請(正岡子規)
(巻ニ十八)のどかさや一年ごしの橋普請(正岡子規)2月24日水曜日昨晩は寝床でFMかつしかの『汽車ぽっぽ』を聴いた。先週は再放送の再放送でどうしたのかと思っていたらパーソナリティの一人、平野運転士が怪我で入院されていたそうだ。テーマは緊急事態宣言に伴う臨時ダイヤとのことで関西方面での終電繰上や運転休止についてのお話でした。来週からのテーマは3月のダイヤ改正が続くということだが、終電繰上や運転休止など...
View Article「メスをめぐるシビアな競争が脳を大きくする - 澤口俊之」知恵の森文庫 脳がわかれば世の中がわかる から
「メスをめぐるシビアな競争が脳を大きくする - 澤口俊之」知恵の森文庫 脳がわかれば世の中がわかる...
View Article(巻ニ十八)古物屋や路地にせり出す炬燵板(山口珠央)
(巻ニ十八)古物屋や路地にせり出す炬燵板(山口珠央)2月25日木曜日家事:四部屋の掃除機がけ。週末は天気が怪しいので今日掃除機をかけた。毛布は干せたが布団に十分な陽は射さず。約束も用事もなくて蒲団干す(井戸幸子)散歩:桜通りを歩き、抗えず 家路失ふ 竈猫と捻る。 本日は三千六百歩で階段は2回でした。読書:「メスをめぐるシビアな競争が脳を大きくする - 澤口俊之」知恵の森文庫...
View Article(巻ニ十八)満月に落葉を終る欅あり(大峰あきら)
(巻ニ十八)満月に落葉を終る欅あり(大峰あきら)2月26日金曜日家事:洗濯、洗濯だけだった。雨が降りだしそうで部屋干しにする。散歩:雨を気にしながら、郵便局へ転居届の用紙を貰いに行く。転居して4年が過ぎた。今までのところ借家への転居は正解だったが、終わってしまうまで分からない。ついでに生協で買い物をした。みかんの20%引きを買ってしまい彼奴に文句を云われた。パン、肉、納豆、牛乳などは賞味期限を見て選...
View Article(巻ニ十八)風邪声で亭主留守です分かりませぬ(岡田史乃)
(巻ニ十八)風邪声で亭主留守です分かりませぬ(岡田史乃)2月27日土曜日紅梅も満開となりました。家事も特になく、風が強くて毛布も干せず、細君は生協で、午前中をゆったり過ごした。散歩:図書館へ歩き、4冊返却し、「角川俳句二月号」を借り受ける。帰宅して捲り、以下を書き留める。花見とふさびしき遊びするとせむ(黛執)黒板を消してしまへば冬の虹(江崎紀和子)鉛筆のすべりの悪き夜寒かな(杉山望)本日は三千六百歩...
View ArticleThe Art of Fiction - David Lodge - 4. Teenage Skaz
The Art of Fiction - David Lodge - 4. Teenage Skaz《Old Sally didn't talk much, except to rave about the Lunts, because she busy rubbering and being charming. Then, all of a sudden, she saw some jerk...
View Article(巻二十八)夕刊に悲しき話蚊遣香(山西雅子)
(巻二十八)夕刊に悲しき話蚊遣香(山西雅子)2月28日日曜日家事:洗濯と毛布・布団干し、加えて拭き掃除。よい天気だが意外と毛布が温まらない。 三月五日が啓蟄だと教えてくれたのはいいが、干した物に虫が付いていないしっかりチェックせよとうるさい。...
View Article(巻二十八)ゆれだして蜘蛛の囲にある思う壺(畠山濁水)
(巻二十八)ゆれだして蜘蛛の囲にある思う壺(畠山濁水)3月1日月曜日細君が外出し一人長閑に春の朝を過ごす。独りはよろしい。BBCは聞き返しをしている。読書は『「五月雨、梅雨、栗花落、五月晴 - 倉嶋厚」ベスト・エッセイ2005...
View Article(巻二十八)苦瓜や昼酒の量むずかしく(斎藤徳治)
(巻二十八)苦瓜や昼酒の量むずかしく(斎藤徳治)3月2日火曜日朝から雨だが洗濯をした。部屋干しである。終日、部屋に籠りBBCの録り貯めの整理。精神分析医へのインタビューが2本ある。そんな気分なのかな?終日雨。厨事:文句を云われながら、野菜のフライパン蒸し煮と鶏の醤油煮を調理補助をいたした。今宵は『汽車ぽっぽ』を聴きながらヌクヌクと寝付こう。寝付いた。願い事-叶えてください。まあ、こんなもんでしょう。...
View Article(巻二十八)浮世をば縮めて見せる芝居かな(正岡子規)
(巻二十八)浮世をば縮めて見せる芝居かな(正岡子規)3月3日水曜日細君は生協へ出かけ、小一時間の静寂を得る。家事もなく朝から読書。 『「東京やなぎ句会 四十年の愉しみ - 入船亭扇橋」句宴四十年 岩波書店』 を読み終わる。《永六輔・小沢昭一・江國滋・桂米朝・大西信行・柳家小三治・矢野誠一・三田純市・永井啓夫と私の十名でしたが、のちに神吉拓郎・加藤武が加わりメンバーは十二名となりました。》...
View Article(巻二十八)ジョーカーの捨て時逸す夜長かな(田中悦子)
(巻二十八)ジョーカーの捨て時逸す夜長かな(田中悦子)3月4日木曜日細君は午前中金策にお出かけになり、独りの朝を過ごした。家事もなく、読み聴き三昧でありました。習い事-読みは昨日からのつづき、 『ホームレスな生活 - 鷲田清一』感覚の幽[くら]い風景 から、を読んでいる。 《...
View Article