(巻ニ十八)沈黙に飽きてため息寒蜆(池田星州)
2月23日火曜日
最高気温は15度まで上がるらしいが、何日が振りに北風の音を聞いている朝だ。
そんな中を細君は生協に出かけて行った。
家事:なし。時間ができたのでBBCのポッドキャストのアーカイブから15本ほど拾ってみた。
昨晩は床の中で随分前、たとえばイチローのメジャー3000本安打の頃、のNPRを聞き返してみた。過ぎ去った日々が懐かしいわけでもないし、ニュースだから3~5分で一つが終わる。眠りに就くための子守唄代わりにはちと短い。今ではイライラするようなニュースも平気で聴いていたんだなと思う。とにかくニュースは面白くないし、苛々するし、睡眠導入には向かない。
寝床でBBCの教養番組の中の時事ネタを避けて聞き返しているが、気に入っている無害な話も何回も聴くと飽きてくる。新しい導入剤が欲しいのであります。
散歩:静かで何もやっていない高校コースをそそくさと歩いておしまい。アロエの花をこの齢になって初めて知る。
生協に寄り買い残しのキュウリ、新タマ、新ジャガ他を買う。新ジャガは鹿児島産でやや意外。
本日は三千六百歩で階段は1回。
厨事:飯炊きのセットでは通常米二合を入れ、それに合わせた水を注ぐ。脇で彼奴が下らんことを喋り続けるので間違えるところであった。
焼き物は鰤。返事をせずに集中して焼いた。
願い事-叶えてください。
たのしみは草の庵の筵敷き
ひとり心を静めおるとき(橘曙覧)