(巻二十五)本当は運のいいだけ目刺焼く(梅原昭男)
(巻二十五)本当は運のいいだけ目刺焼く(梅原昭男) 3月10日火曜日 三日分の洗濯を致した。洗濯物は細君が洗濯機に入れた。どういうわけか不都合なく仕上がってしまった。洗濯物の入れ方で機嫌が変わる洗濯機というのは困る。 納豆汁おのが機嫌をとれずをり(岡田史乃)...
View Article(巻二十五)三寒の風の残りし四温晴(山内山彦)
(巻二十五)三寒の風の残りし四温晴(山内山彦) 3月11日水曜日 久しぶりに朝まで目覚めることなく眠ることができた。ありがたい。 あたしなんかが悩んでも何にもならないことを体が少しずつ判ってきたのかな。...
View Article(巻二十五)詰め込むや茄子のはみ出る鍋の蓋(寺田寅彦)
(巻二十五)詰め込むや茄子のはみ出る鍋の蓋(寺田寅彦) 3月12日木曜日 今日の句は寺田寅彦だから書き留めたのだと思う。 『 「俳句における近代と反近代(一) - 外山慈比古」中公文庫 省略の文学 から その...
View Article(巻二十五)足るを知るそう言われても青蛙(川辺幸一)
(巻二十五)足るを知るそう言われても青蛙(川辺幸一) 3月13日金曜日 (散歩)散歩の途中で二軒ほどドラッグストアを覗いたがクリネックスが棚に残っていた。また、トレペーをぶら下げたおばさんも見かけた。細君の試算だと三日で一ロールだという。ウオシュ何とかを使っているのに二人でそんなに消費するものかと思ったが、余裕をもって見積もっているのだろう。まさに、 足るを知るそう言われても青蛙 ということか。...
View Article1/2「ネス湖の生一本、グレン・モーランジー - 景山民夫」新潮文庫 今宵もウイスキー から
1/2「ネス湖の生一本、グレン・モーランジー - 景山民夫」新潮文庫 今宵もウイスキー...
View Article(巻二十五)白玉や無理に忘れることもなし(宇佐美ちえ子)
(巻二十五)白玉や無理に忘れることもなし(宇佐美ちえ子) 3月14日土曜日 積もりはしなかったが午後雪が降った。 春の雪ひとごとならず消えてゆく(久米正雄) (裏ハイ)図書館で角川俳句が読めない。朝日俳壇では上品過ぎる。そこで裏ハイを覗いてみたが、今週は書き留めたくなる句に出逢えず。 物流の果ての渚を歩む蟹(福田若之) なんて感じの句に出逢いたいのであります。...
View Article2/2「ネス湖の生一本、グレン・モーランジー - 景山民夫」新潮文庫 今宵もウイスキー から
2/2「ネス湖の生一本、グレン・モーランジー - 景山民夫」新潮文庫 今宵もウイスキー...
View Article(巻二十五)大川の上げ潮時や鳳仙花(後藤章)
(巻二十五)大川の上げ潮時や鳳仙花(後藤章) 3月15日日曜日 (散歩)コンビニで珈琲を喫した。使ったお小遣いはそれだけ。金、土、日で都合二百円の支出であるがこのムードがそうさせるのか?通過するバスには乗客が一杯詰まっているので皆さん家に籠っているわけではないようだ。 流行風邪コンビニの灯をたのみかな(阿倍セツ子)...
View Article(巻二十五)邪魔なれば暇出されたる枇杷の種(中原道夫)
(巻二十五)邪魔なれば暇出されたる枇杷の種(中原道夫) 3月16日月曜日 終日北風が吹きまくる。竜巻警報が出た地域もあったとの由-外出せず。洗濯をしたが外に出せず。 (俳壇)細君が朝日俳壇を持ってきた。 己が死を己れが泣くや春の夢(宇津木玲華)...
View Article(巻二十五)楪(ゆずりは)や和菓子屋辞める決意して(町田敏子)
(巻二十五)楪(ゆずりは)や和菓子屋辞める決意して(町田敏子) 3月17日火曜日 雲は多いが穏やか朝であった。洗濯物をベランダに出してみた。散歩日和ではなかったが駅前まで歩き六千歩強であった。駅前は普段と変わらぬ人盛りでした。日高屋もマックも混んでいる様子。 (区からのメールか届きました) 安全・安心情報(公然わいせつ) 3月17日 火曜日...
View Article(巻二十五)木の匙に少し手強き氷菓かな(金子敦)
(巻二十五)木の匙に少し手強き氷菓かな(金子敦) 3月18日水曜日 家事は風呂場の排水口の掃除から始めた。続いてベランダの手摺に毛布掛けて干し、洗濯とこなした。洗濯や布団干しに絶好の天気である。 湯を落とす小さき渦の寒夜かな(村上鞆彦) 散歩日和でもあり、青砥まで歩いてみた。見上げれば桜!スタスタと歩けばちょっと汗ばむ。七千五百歩強をマーク。...
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