(巻二十六)萩繚乱そろそろ夜叉になるつもり(伊達甲女)
(巻二十六)萩繚乱そろそろ夜叉になるつもり(伊達甲女)8月19日水曜日ハイスクール・コースを歩き、本日は三千三百歩で階段二回でした。ラジオを聞いていたらカマヤツさんの「我がよき友よ」が掛かったので急ぎ拾い、イズミヤさんの「春夏秋冬」の前に並べた。イズミヤさんの次はヨシダさんの「夏休み」でした。ちなみに、カマヤツさんの前はタカダさんです。ステテコや彼にも昭和立志伝(小沢昭一)夜叉になったあとは、萩ひと...
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(巻二十六)おぼろにて丸し佳人の言葉尻(永井潮)8月20日木曜日散歩:コンビニ、ドラッグストア、生協と回る買い物コースでした。花火大会も盆踊りもない夏が過ぎて行きますが、コンビニで手花火のセットを売っていた。手花火に妹がかいなの照らさるる(山口誓子)...
View Article(巻二十六)一枚の葉になりたくて銀杏散る(沼尾紫朗)
(巻二十六)一枚の葉になりたくて銀杏散る(沼尾紫朗)8月21日金曜日散歩:今日もハイスクール・コースを歩きました。両校とも部活だけでお勉強は夏休みのようです。買い物は使用頻度が上がっているミズカンの『いろいろ使えるカンタン酢』でした。色々あるので間違えないようにと言われましたが、たしかにカンタン黒酢とかカンタンレモン酢とかバリエーションがあるようです。リンゴ酢の飲料が飲みたい。塩分と酸味の補給に『塩...
View Article1/2「天狗 - 太宰治」道化の精神 から
1/2「天狗 - 太宰治」道化の精神 から暑い時に、ふいと思い出すのは猿簑の中にある「夏の月」である。市中は物のにほひや夏の月...
View Article(巻二十六)特老で死ぬるも風情梅ましろ(岩下四十雀)
(巻二十六)特老で死ぬるも風情梅ましろ(岩下四十雀)8月22日土曜日散歩:図書館へ返却と貸出に参る。図書館から生協と回るコースにした。生協には愛着のある千葉県産ふさおとめの新米が出ておりましたが、五キロ袋なのでパスいたした。二キロ袋はないようだ。まだ五キロの米は運べるが、二人で食べ切るには日数がかかる。世の中は稲刈る頃か草の庵(芭蕉)本日は三千三百歩で階段二回でした。昼ころ、息子から連絡が入る。生き...
View Article(巻二十六)風呂敷に決め手の証拠春の風(大澤鷹雪)
(巻二十六)風呂敷に決め手の証拠春の風(大澤鷹雪)8月23日日曜日階段の下まで降りてはみたが、そこで降りだした。散歩せず。カーテンの洗濯が終った。「折角きれいにしたカーテンが網戸に触れて汚れるから、網戸をきれいにしましょうね」と言い聞かされて網戸を拭き掃除した。網戸と云う物も70年代以降一般化したものだろう。蚊帳が窓枠まで出張ったと云うことか?新井家とともに昭和を生きし蚊帳(あらいひとし)処暑とかだ...
View Article(巻二十六)らあめんのひとひらの肉冬しんしん(石塚友ニ)
(巻二十六)らあめんのひとひらの肉冬しんしん(石塚友ニ)8月24日月曜日散歩:ハイスクール・コースを歩いた。お勉強が始まったのかな?グラウンドが静かだ。本日は三千三百歩で階段二回でした。読書:『高瀬舟』を読んでいて「疑懼[ぎく]」と云う言葉を知りました。《...
View Article(巻二十六)凩や我が青春の赤電話(大木あまり)
(巻二十六) 凩や我が青春の赤電話(大木あまり)8月25日火曜日細君が金策にお出掛けになり、座椅子でゴロゴロという静かな午前を過ごした。午後も座椅子で昼寝という誠に自堕落な一日を過ごし、夕方図書館に本日発売の『角川俳句』を閲覧に出かけた。本日は二千八百歩で階段一回でした。書き留めた句は以下のとおり。サングラス掛けて妻にも行くところ(後藤比奈夫)...
View Article(巻二十六)扇風機さみしい道具かも知れぬ(小谷正和)
(巻二十六)扇風機さみしい道具かも知れぬ(小谷正和)8月26日水曜日扇置く自力にかぎりありにけり(上田五千石)ということで扇風機はよく使うがエアコンにはまだ贅沢品という感覚が残っている。駅前のクリニック・薬局まで歩く。帰りはバスにした。駅前公園の噴水です。噴水だけで水溜まりがないから安全で衛生的だ。遊んでいるのは3歳児くらいまでだから丁度噴水が背丈くらいになる。噴水の同じ変化を繰り返す(右城暮石)本...
View Article(巻二十六)踏切のなくなる工事立葵(竹内宗一郎)
(巻二十六)踏切のなくなる工事立葵(竹内宗一郎)8月27日木曜日午前中に郵便局へ出かけた。見上げれば雲がわき上がり、やや不気味である。悪知恵の膨みに似て雲の峰(能村研三)夕方は床屋に出かけた。待つことなく着席。おばさんは暇だったせいか少なくとも無愛想ではなかった。西日中世辞も値に入れ小商(大塚良子)仕事は手早くさっさと15分で終わり。仕事をしたくてもこちらに材料がないのだから仕方ないか。冷まじや鏡に...
View Article(巻二十六)不可解な夢にこだわり葱刻む(奈良岡晶子)
(巻二十六)不可解な夢にこだわり葱刻む(奈良岡晶子)8月28日金曜日ボケてきたのか、ここのところ夢で目覚めたり、起きてからも覚えているような夢は見ずに済んでいる。熱中も夢中のときも過ぎて秋(鷹羽狩行)穏やかな睡眠は何よりありがたい。夕方、散歩した。コースは図書館からコンビニ、そこから生協である。図書館ではお願いしておいた『一人盆踊り-友川カズキ』を借りました。図書館は9月から来年1月まで工事で休館だ...
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