(巻三十八)どつと夏手足の長き女の子(武藤節子)
9月5日火曜日(巻三十八)どつと夏手足の長き女の子(武藤節子)晴れ。洗濯物干し、布団干し。生協の往き復えりにトイちゃんにスナックをあげた。ときわの高橋さんから分かったら教えてくれと頼まれていた高橋さんの同郷の友で私の職場の先輩である市川さんの電話番号が同じく先輩の林さんの尽力でわかった。高橋さんに早速御案内した。先のことだが、彼奴が公金受取口座のことでうるさい。選択的なことだから、全てがその口座に入...
View Article(巻三十八)目借時拾ってしまう捨て台詞(細野月を)
9月6日水曜日(巻三十八)目借時拾ってしまう捨て台詞(細野月を)曇り。細君は月詣りの記帳に出かけた。あれで心が鎮まるならよかろう。私には信じるものがないからいつもジタバタしている。細君外出につき、昼飯はカップ麺(担々麺)とパック赤飯。カレーうどんのスープを飲み干して胃を痛めたので担々麺のスープは残した。昼飯後に細君帰宅。洗濯して外干し。ICレコーダーに落としたBBCのPodcastsをイヤホンで聴い...
View Article(巻三十八)諸説ある中のひとつの青嵐(高橋龍)
9月7日木曜日(巻三十八)諸説ある中のひとつの青嵐(高橋龍)曇り。台風の進路が西にブレたとのことで、影響が長引くらしい。明日の買い物を避けるため生鮮品を買って来るようにとのこと。鶏の唐揚げ用、豚もも薄切り、なす、ニンジン、卵、食パンを買う。肉の売場がさらにみすぼらしくなっていた。高齢者の多い店たが年寄りの買い物を見ていると惣菜や調理済みの食品が多いように思える。食材から調理して行く気力体力がないのだ...
View Article(巻三十八)売れさうな話に縮む鮑かな(松本幸子)
9月8日金曜日(巻三十八)売れさうな話に縮む鮑かな(松本幸子)雨。台風が来て停電になる前にやりましょう!という。で、洗濯と掃除機がけを致した。誕生日ということでお祝いのメッセージを頂く。終日机に向かっているが、ただ座っているだけ。『台風13号について、専門機関からの情報では今後、葛飾区への台風そのものの影響および河川の増水の可能性も、ほぼありません。〇葛飾区危機管理課』とのメールが夕方6時半過ぎに入...
View Article(巻三十八)一匹になりて十年大金魚(大野迦葉)
9月9日土曜日(巻三十八)一匹になりて十年大金魚(大野迦葉)曇り。朝家事は特になし。昼飯を喰って、一息入れて、BBCなど聴いてみたが集中力なし。洗濯物を取り込んで4時半ころから散歩。図書館前でトモちゃんに遇い一袋あげた。撫でても平然としている。図書館てば予約していた3冊を借りたが一冊は対談物で直ぐに返却。持ち帰った2冊のうちの1冊も外れ。残ったのは『日本の名随筆「顔」』だが、これからは採れそうだ。図...
View Article(巻三十八)秋風に万物の影動きけり(大関靖博)
9月10日日曜日(巻三十八)秋風に万物の影動きけり(大関靖博)晴れ。朝方久しぶりにタオルケットを手繰り寄せた。空には筋雲霞雲。と秋を期待したが9時を過ぎたらかなり蒸し暑くなった。毛布を干し、洗濯を致す。細君が生協から戻ったのと入れ替わりでお米ほかを買いに行く。往きにトイちゃんにスナックをあげる。足に絡み付くようにスナックをねだってくる。で、生協でいつもの猫のスナックを仕入れようとしたがここ数日欠品に...
View Article(巻三十八)酢の物の酢を飲み干せり鴎外忌(藤崎実)
9月11日月曜日(巻三十八)酢の物の酢を飲み干せり鴎外忌(藤崎実)晴れ。細君はコレステロールの検診に出かけて、さんまを買って帰宅。昨日「焼きさんま(五百円)」にしょうか迷ったが止めておいてよかった。洗濯を致す。昼飯喰って、一息入れて、ぐたぐたと過ごして、4時から秋刀魚を焼き、大根をおろし5時前から散歩に出かけた。秋刀魚の匂いが身に染みていたのか、猫さんたちの反応がよろしい。駐車場のトイちゃんはちょこ...
View Article(巻三十八)夏バテの我が身思へば酢豚など(高澤良一)
9月12日火曜日(巻三十八)夏バテの我が身思へば酢豚など(高澤良一)“先日はご帰宅中のところ無理を申し上げてご来社頂き申し訳ございませんでした。 種々ご教示いただき大変助かりました。 別件に関して営業より相談を受けておりまして、 判断の拠り所などご教示いただきたいため、 まずは営業よりご説明させて頂きたいのですが、 ご来社頂くことは可能でしょうか。”...
View Article(巻三十八)秋鯖や指舐めてみる酢のかげん(山口幸子)
9月13日水曜日(巻三十八)秋鯖や指舐めてみる酢のかげん(山口幸子)晴れ。かなり暑くなった。朝家事は掃き掃除と洗濯、買い物。往復でトイちゃんにスナックをあげた。顔から耳へと傷だらけだが甘える鳴き声はトイちゃんが一番。昼飯喰って、一息入れて、追加質問にメールで回答。5時前から散歩に出かけた。相手にしてくれたのはクロちゃんだけ。やめておけばよいのに「八起」の暖簾を潜りイワシとイカの刺身でホッピーいたした...
View Article(巻三十八)性格を日傘に拡げ妻が行く(山岡冬岳)
9月14日木曜日(巻三十八)性格を日傘に拡げ妻が行く(山岡冬岳)晴れ。朝家事は洗濯。ウエルシアへ風呂用洗剤他を買いに行く。ついでに電池を買ったが、どういうわけが値上がりしていない。アイスモナカは98円で生協より20円も安い!往復でトイちゃんにスナックをあげた。このような家事の合間を縫ってクライアントとのメール、電話をこなす。昼飯は昨日からの牛コマの塩、胡椒焼き。旨し。昼飯喰って、一息入れて、瞑想は我...
View Article(巻三十八)老人になつてしまひし裸かな(中村栄一)
9月15日金曜日(巻三十八)老人になつてしまひし裸かな(中村栄一)晴れ。朝家事は衣類の風通し。高温多湿の一ヶ月半だった故、それなりに黴が蔓延っていたがクリーニングに出すほどではなくホッとした。秋風を通すズボンの股に黴(拙句)クライアントさんと電話。クリアにして頂きました。昼飯喰って、一息入れて、瞑想を我慢する。3時ころ遠雷を聞く。今週は十分歩いたので今日の散歩は見合わせた。郵便受けまでは行った。そこ...
View Article(巻三十八)遠花火火星が一つ残されし(藤嶋務)
9月16日土曜日(巻三十八)遠花火火星が一つ残されし(藤嶋務)曇り。高湿度で不快。朝家事は掃除機がけ、洗濯。買い物のついでにクリーニング屋さんに寄り秋・春のジャンパーを出した。昼飯喰って、一息入れて、今週のBBCから2本ダウンロードした。1本はCrowd ScienceからWhy am I scare of...
View Article(巻三十八)海山に遠く暮らして花見酒(石原百合子)
9月17日日曜日(巻三十八)海山に遠く暮らして花見酒(石原百合子)曇り。多湿。朝家事なし。俳壇を届けてくれた。みの虫の着のみ着のまま風のまま(乙重潤子)孤独死のうわさの屋敷こぼれ萩(谷村康志)推敲の迷路の夜更け稲光(近藤二三子)を書き留めた。郵便受けに新規開校塾のチラシが入っていた。中学五教科で一と月二万五千円と入塾金だそうだ。年三十万円か。昼飯喰って、一息入れて、タグ付けなんぞをして午後を過ごす。...
View Article(巻三十八)シェフよりもコックの似合ふ店も春(石原百合子)
9月18日月曜日(巻三十八)シェフよりもコックの似合ふ店も春(石原百合子)晴れ。暑さはつづく。朝家事は洗濯。昼飯喰って、一息ついて、英聴いたす。The Food ProgrammeFeed your...
View Article(巻三十八)失せ物のひよいと出て来る蝶の昼(西本郁子)
9月19日火曜日(巻三十八)失せ物のひよいと出て来る蝶の昼(西本郁子)晴れ。朝は秋らしい。寝床でラジオを聴いていた細君が「五年日記をつけている人からのメールが入って、五年前の朝は布団を出すくらい涼かったんだって!」と云う。さて、私の五年前は如何と捲ってみると、https://nprtheeconomistworld.hatenablog.com/entry/39128447てなことであったらしい。そ...
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