(巻二十五)抜け道の柵守りたる蛇苺(友井正明)
(巻二十五)抜け道の柵守りたる蛇苺(友井正明)5月6日水曜日午前中に買い物に行き米を二キロ買う。常時五キロを備蓄している。生協店内閑散、粉もの以外に品薄感なし。午後から雨が降りだし雷が聞こえた。雷鳴が夕刻まで続いたのでトイレ水確保のため風呂掃除も七時半ころにずれ込んだ。穀雨かな世の一隅に安らぎて(松本文子)というような心境になりたくてこの句を書き留めたと思うのだが、思うようにはならない、安らがない。...
View Article(巻二十五)視点変え歳時記換えて日々草(中島英子)
(巻二十五)視点変え歳時記換えて日々草(中島英子)5月7日木曜日細君が朝一で買い物に出かけ、生協の花屋さんでカーネーションを買って帰った。「店長さんや、教えてくれる人に声かけられちゃうのよ」という。とは云っても高々月に一二度の五六百円の馴染み客である。花屋さんでは、ミカンの剪定についてのご指導もいただいてきた。剪定は三月から四月が時期なのだがその頃に鉢の植え替えをした。根が落ち着くまで待つようにとの...
View Article(巻二十五)若葉して手のひらほどの山の寺(夏目漱石)
(巻二十五)若葉して手のひらほどの山の寺(夏目漱石)5月8日金曜日散歩と買い物図書館からお寺と廻りコンビニで珈琲を頂き生協で買い物。四千歩くらいでした。図書館には四ヶ月お邪魔していない。神田の古本屋街にも、デパートの古本市にも出かけていないので読み返すしかない。ネットで二、三度買って見たが、やはり捲ってから買いたい。『ボケ老人の孤独な散歩-新藤兼人』を読み返し、《三文役者殿山泰司は、神も仏もないから...
View Article「食器は料理のきもの - 北大路魯山人」中公文庫 魯山人味道 から
「食器は料理のきもの - 北大路魯山人」中公文庫 魯山人味道 から 私はどうして陶磁器ならびに漆器などをつくるよいになったか -...
View Article(巻二十五)栗食むや若く哀しき背を曲げて(石田波郷)
(巻二十五)栗食むや若く哀しき背を曲げて(石田波郷)5月9日土曜日早めの昼食を頂きながらNHKラジオで句会を聴きました。本日の俳人は村上鞆彦氏で「薔薇」がお題でした。御担当の俳人にはここのところ若手・中堅が起用されています。若い方からの投稿も多いようで句会盛況の様子でした。村上先生の講評でヒゲには髭、鬚、の別がありアゴのヒゲには鬚の字が用いられることを教わりました。クローバーに置く制服の上着かな(村...
View Article関税局―マスク 及び 消毒液 輸入手続き Q and A を掲示
関税局―マスク 及び 消毒液 輸入手続き Q and A を掲示 CTB puts Q & A about face masks and antiseptic solution import procedures...
View Article(巻二十五)億年を逃げのびてこの油虫(出口善子)
(巻二十五)億年を逃げのびてこの油虫(出口善子)5月10日日曜日更衣こんなときに風邪などひいたら大変なことになると怖れて冬物で通して来た。だが明日は30度になるというので、さすがに下着を夏セットに致しパジャマも夏物に更えました。読書『 「「老」の微笑 - 中村光夫」岩波文庫 日本近代随筆選...
View Article関税局―災害規定を適用―納付等の延長について 掲示
関税局―災害規定を適用―納付等の延長について 掲示 CTB says it applies Article 2-3 “Extension of time limit due to disaster” for processing https://www.customs.go.jp/news/news/20200511_index.htm(Only Japanese announcement) One...
View Article(巻二十五)風向きが変り芒野ひかりけり(柴田蕉風)
(巻二十五)風向きが変り芒野ひかりけり(柴田蕉風)5月11日月曜日洗濯洗濯をしたが部屋干しにした。今年は流行り病のせいか枝打ちや草刈りが十分ではないようだ。草木が繁っているので虫が増えている。その虫がベランダに干してある洗濯物に取り付いてしまうのであります。しかし、虫が多いせいか、食料豊富で鳥の威勢がよいようだ。場末の団地ではあるが、雀以外のいろいろな鳥も囀ずっている。囀やどんな鳥かとみな仰ぎ(深見...
View Article(巻二十五)仮の世の真理に触れて卒業す(木田琢朗)
(巻二十五)仮の世の真理に触れて卒業す(木田琢朗) 5月12日火曜日 朝方、霧雨のなかを細君は医者に薬をいただきに出かけた。あたしは机で居眠りなどして静かな時間を過ごした。 死に際にとつて置きたき春の雨(高野ムツオ)...
View Article(巻二十五)芋虫の一夜の育ち恐ろしき(高野素十)
(巻二十五)芋虫の一夜の育ち恐ろしき(高野素十)5月13日水曜日散歩と買い物夏帽子をかぶり曳舟川を消防署まで行き、新道を戻った。三千三百歩。買い物は米二キロ。これからの季節は30分くらいでいいな。汗をかく。黄砂降る街に無彩の詐欺師たち(馬場駿吉)今日は黄砂が降ったと云うし、詐欺師はいつも居るし、である。損害保険会社から保険契約自動継続連絡が届いた。個人賠償保険の支払い限度額が一億円から三億円に引き上...
View Article(巻二十五)おおかたを削り取られて山笑う(ながいこうえん)
(巻二十五)おおかたを削り取られて山笑う(ながいこうえん)5月15日金曜日二ヶ月ぶりに床屋へ行った。床屋のおばさんはマスクに加えてプラスチックのフェースシールドを着用し、客もマスクをしたままでカットです。マスクの紐がかかっている耳のまわりはやりにくそうでしたが、マスクをしたのままで最後までやり通しました!千円の床屋さんですからカットだけで鬚はあたりません。本物の床屋さんはどのようにやっているのだろう...
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