(巻三十七)卯の花や雨によく来る東慶寺(星野立子)
7月4日火曜日(巻三十七)卯の花や雨によく来る東慶寺(星野立子)曇り。朝家事は特になし。昨日から除草作業が続いている。管理費は七千円だが、ゴミのことを含めて行き届いているので納得して払っている。親睦を兼ねて“月に一度、皆さんで草取り”なんてものがないのも遁世者にはありがたい。このせせこましい地域の中では緑と空間がある方だ。この一画だけは電線が埋設されているので鬱陶しさがない。昼飯喰って、とにかく眠く...
View Article(巻三十七)撃たれたる熊が最後に見し景色(白賓一羊)
7月5日水曜日(巻三十七)撃たれたる熊が最後に見し景色(白賓一羊)曇り。細君のお供で区役所と区役所近くの電気量販店へお出掛け。区役所ではマイナンバーカードの受領。10時に予約のところ、30分前に到着。しばらく待つのだろうと思っていたらすぐに呼ばれて処理してくれたようだ。五千ポイントの生協カードへの振込も無事済んだとのこと。マイナンバーカードの御担当もポイントの御担当も退職した70歳前の初期高齢者の皆...
View Article「憲法 市庁舎前広場の集会目的使用の不許可 - 上智大学教授巻美矢紀」法学教室2023年6月号
「憲法 市庁舎前広場の集会目的使用の不許可 - 上智大学教授巻美矢紀」法学教室2023年6月号最高裁令和5年2月21日第三小法廷判決■論点市庁舎前広場の集会目的使用に対する不許可処分は、集会の自由を侵害するか。〔参照条文〕憲21条1項、国賠1条1項...
View Article(巻三十七)小鳥来る空気良ければ駅遠し(前田千恵子)
7月7日金曜日(巻三十七)小鳥来る空気良ければ駅遠し(前田千恵子)晴れ。朝家事は洗濯・外干し。七夕だそうで細君はピアノの上達をお願いするそうだ。手に届く身近な願ひ星祭(萩庭一幹)生きていたくない私は当然ポックリをお願いする。七夕や不治を悟れば何願ふ(秋山尚之)写真は亀有駅南口交番。一昨日マイナンバーカードを受領した細君はポイントの振込について生協に確認していた。要はマイナンバーのポイントと生協のロイ...
View Article「刑訴法 警察内部の事情聴取における黙秘権不告知と自白の任意性・信用性 - 明治大学教授黒澤睦」法学教室2023年6月号
「刑訴法 警察内部の事情聴取における黙秘権不告知と自白の任意性・信用性 - 明治大学教授黒澤睦」法学教室2023年6月号...
View Article(巻三十七)ニ拍手の一礼に辞す薄暑かな(三田きえ子)
7月8日土曜日(巻三十七)ニ拍手の一礼に辞す薄暑かな(三田きえ子)曇り。朝家事は掃除機がけ。明日から名古屋場所が始まるので番付を見てみた。十両から幕内に出世した豪ノ山が東の十三枚目、湘南乃海が西十四、スピード出世の落合は「伯桜鵬」とかいうアホ臭い四股名に変わって西十七。十両では下位で活躍した熱海富士が西の筆頭、島津海が自己最高位の西三だ。幕下以下に何百人の力士がいるのを改めて眺めた。十両は偉いのだ‼...
View Article(巻三十七)天道虫死したる翅の収まらず(黒澤正行)
7月9日日曜日(巻三十七)天道虫死したる翅の収まらず(黒澤正行)曇り。朝家事は洗濯・外干し。時がきたので昼飯と致す。昼飯には納豆を常とするが同封の醤油、辛子の小袋の開封に手を焼く。納豆を練ってから醤油の小袋を開けて差し、更に練ってから辛子の小袋を開けて搾り入れて捏ねるのだが、醤油の封を切る時に指先に醤油が付いてしまい、指先が滑るようになってしまい辛子の開封に手を焼くのである。そこで、魯山人の云う「納...
View Article(巻三十七)念仏は無の字ばかりや寒波くる(前田美智子)
7月10日月曜日(巻三十七)念仏は無の字ばかりや寒波くる(前田美智子)晴れ。寒波ではなく熱波だ‼暑い。朝家事は特になし。10時過ぎに生協へ買物に出かけたが、すでにかなり暑く汗をかいた。10時45分に区役所から熱中症警戒アラートというメールが届く。煙草を止めて3年くらい経った。積極的に止めたと云うよりは吸える場所がなくなり断念したわけだが、旨いと思って吸っていたわけではなかったし、惰性が止まってよかっ...
View ArticlePreface THE ART OF FICTION - DAVID LODGE
Preface THE ART OF FICTION - DAVID LODGEI settled quite quickly on a format that was topic-centred rather than text-centred, since a novel, unlike many excellent poems, cannot be quoted in its entirety...
View Article(巻三十七)春隣猫の視線の先に猫(吉田みち子)
7月11日火曜日(巻三十七)春隣猫の視線の先に猫(吉田みち子)晴れ。今日も朝から酷暑。そんな中を細君はコレステロールの検診でお出掛けになり、暑い暑いと11時前に逃げ帰ってきた。洗濯・外干し。一日にTシャツを4枚着替えるので洗濯物が増えるが、よく乾く。洗濯を三度する日や心太(鈴木ゆみ)昼飯はパック赤飯とカップ麺(味噌ラーメン)と致す。麺を喰らって汗をドバっと流した。一息入れて、瞑想して、洗濯物など取り...
View Article(巻三十七)一瞬の富士見逃がさず初電車(山尾かずひろ)
7月12日水曜日(巻三十七)一瞬の富士見逃がさず初電車(山尾かずひろ)晴れ。朝家事は毛布のクリーニング出し。3枚をおばちゃんのクリーニング屋へ持ち込む(2700円)。汗をかいた。昼飯喰って、一息入れて、瞑想いたす。五時前に散歩に出たが、雲が広がっているのでやっと今場所初めて足立区東和の平安まで足を伸ばすことにした。5時10分に店に入り幕内上位と三役の取組を観ながら冷奴とおでんでホッピーをいただく。十...
View ArticlePreface THE ARTOF FICTION - DAVID LODGE
Preface THE ARTOF FICTION - DAVID LODGE For twelve months between 1990 and 1991, the poet James Fenton contributed a weekly column to the book pages of The Independent on Sunday entitled “Ars...
View Article(巻三十七)病状の一喜一憂とて日永(稲畑汀子)
7月13日木曜日(巻三十七)病状の一喜一憂とて日永(稲畑汀子)曇り。昨日より2度下がる予報だそうで午後から明日にかけて天気が崩れるとのこと。で細君は生協へ。朝家事は洗濯・外干し。昼飯喰って、一息入れて、瞑想いたす。曇りではあるが雨にはならず。軽く散歩し、久しぶりにフジちゃんに会う。他の猫は不在。願い事-ポックリ御陀仏。要はどう死ぬかなのよねワインゼリー(池田澄子)で、「心安らかな「平穏死」を迎えるた...
View Article(巻三十七)のどけさの先に果てある命かな(山本けんえい)
7月14日金曜日(巻三十七)のどけさの先に果てある命かな(山本けんえい)曇り。朝家事は掃除機がけ。物置になってしまっている床の間も楽器をどかして掃除機をかけた。ウエルシアにトイレ、風呂の洗剤を買いに出かけ、ついでに単4電池を買う。電池は値上げしていなかった。昼飯喰って、一息入れて、瞑想いたす。夕方散歩し都住1で食事を与えていた猫婆さんと言葉を交わす。トモは食後で愛嬌ナシ。都住1では明日からの盆踊りの...
View Article(巻三十七)平成を惜しむ昭和の日となりぬ(田中節夫)
7月15日土曜日(巻三十七)平成を惜しむ昭和の日となりぬ(田中節夫)曇り。朝家事は洗濯・外干し。生協から5%特別割引3日分の通知葉書がきた。マイナンバーポイントの振込先を生協カードにしたのでそれに対する感謝割引のようだ。買い物と散歩途中の買い食いには生協ポペタンカードとSuicaを使うので気をつけていないとお稲荷さんの御賽銭に事欠く。昼飯喰って、一息入れて、瞑想して、5時ころから散歩に出かけ、駅前の...
View Article(巻三十七)晩年の孤独に慣れて冬の星(川村松子)
7月16日日曜日(巻三十七)晩年の孤独に慣れて冬の星(川村松子)晴れ。朝家事は衣類の風通し。ズボンの内側に薄く黴を認む。最早、祝儀も不祝儀も蒙御免だから式服なんぞ早く処分致したい。シーツの洗濯を致す。酷暑の中、前のマンションではアートが引っ越しをやっている。女子が仕切っているようだ。体育会系のアートねえちゃんは“カッコイイッ‼”昼飯喰って、一息入れて、瞑想して、5時半ころから散歩。今日も都住1の盆踊...
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