（巻四十三）考へる葦ともならず枯れ急ぐ(伊藤伊那男)

２月６日木曜日

晴れ。朝家事は特になし。細君は生協に出かけた。

ふと、思い立って本棚の片付けを始めた。最下段に積んで置いた家宅の売買契約書ファイル5冊も整理した。それぞれ小さな家であったが、ほとんどローンを組まずに住み替えてきたので最後は投売りだったが無念感はなかった。今になってみるといいタイミングで手放したと思う。あそこでは最早売れまい。

昼飯は納豆ご飯に味付け海苔と残り物の豚焼き。納豆と海苔、旨し。

税理士会の確定申告無料相談会がテクノプラザで開かれていて、今日の2時半に予約が取れていた。で、早めに家を出て、ちょうど途中にいる白鳥の猫さんと遊んでから会場に向かった。猫さんたちは日向ぼっこしていて、タミちゃんは大胆にお腹を晒して寝ていた。今日もロクちゃんだけが駆けつけてきたので、気をつけてマグロ風味をあげて、ドライ・スナックもあげた。ロクちゃんはモフモフもカキカキも喜ぶし、遊び心はあるし、やはり可愛くなる。

で、国道6号を渡って、2時に会場到着。10分ほど前倒しで入場。ご担当は四十前くらいの頭の良さそうなお姉さんで、心弾む。で、お姉さんに源泉徴収票、健康保険料、医療費資料、前年の申告内容確認票、還付金振込通知を呈示し、申告をお願いいたした。医療費は10万に満たず控除は０だが、これは喜ぶべきことだ。で、結果欄54の還付される税金は例年7～8千円のところ定額減税のお蔭で5万円弱となった。所要時間30分ほど。

で、また国道6号を渡り、二丁目の裏通りを歩き、クロちゃんを訪ね、マグロ風味と2袋。2号棟の北側の通路下のシェルターに新猫さんがいたが、目を丸くして警戒している。スナックを一山ブロックに置いて失礼致した。

で、生協でどら焼を買い7-ELEVENで珈琲を喫し、お稲荷さんに詣でた。今日は初午で幟が立っていた。で、五十円献納しポックリを祈願致す。

初午や稲荷の野良の名はコンちゃん(拙句)

お腹が空いていたようでマグロ風味と2袋。しっかり食べていた。

で、帰宅して細君にいつ還付金が振込まれるなどいろいろ訊かれたが回答不能。

願い事―ポックリ御陀仏。知らずに仏。

春隣見えないけれど死の隣　（二宮正博）

“But death was sweet, death was gentle, death was kind; death healed the bruised spirit and the broken heart, and gave them rest and forgetfulness; death was man’s best friend; when man could endure life no longer, death came and set him free."

Mark Twain (Letters From the Earth)

昨日はブログ「随筆筆写｣に３７人の方が訪れ、４４のアクセスがあった。

トップはアクセス３で

「生まれ変わるためには死なねばならない　－　河合隼雄」　新潮文庫　こころの処方箋　から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32301644/

と

「死亡推定時刻はどう推理する？　－　上野正彦｣朝日文庫　死体の教科書　から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33674142/

３位（アクセス２）は

「卒業生へのはなむけの言葉ー中島義道」新潮文庫“私の嫌いな１０の人びと”から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32294439/

「サザエさんの性生活　－　寺山修司」角川文庫　家出のすすめ　から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32296453/