12月10日火曜日
晴れ。濃厚接触者から感染者に格上げになったようである。自覚は喉痛と鼻水。体温は37.5℃。他に朝食で食べたヨーグルトの味がいつもと違って無味。感染者がよく自室を訪れて、ベラベラとまくし立ていくのだから免れようもない。諸氏への助言として、防疫の観点からもおしゃべり女はやめておいた方がよい。
で、お医者さんに行っても治るわけではないが、彼奴がどうしても診て頂けと云うので、近所のクリニックに電話をしたら、直ぐにいらっしゃいと云うので出かけて行った。
外から恐る恐る手を振ると、色気一番の看護師さんが手招きしてくれて中に入る。質問票を渡され、37.5℃、喉痛、ヨーグルトの味無し、と記入し、渡す。廊下の奥の人の居ないところでお待ち、との沙汰で、それに従う。10分もしないうちに背の高い看護師が呼びに来て診察室に入る。いつもお世話になっている町医者の鑑先生で、ホッとした。鼻に検体を押し込まれ、ちょっと待って陽性判定。酸素測定と聴診器で診察を終り、クスリ4種類の処方箋を頂き、会計を済ませて筋向いの薬局に入り、処方箋と保険証を渡し、局外で待機。クスリを受け取り、帰り道に猫さんを訪ねたが危険を察知したかのようにクロちゃんもワカちゃんも不在。ソソクサと生協に入り2割引きのサンドウィッチなどパンを買いソソクサと退去いたした。
喉の痛みと眼の疲れが不愉快であるが、不愉快といった程度でこれで気がついたら逝っていたということになってくれれば大正解なのだが。
昼飯を喰って、クスリを飲んで、検温すると38度4分といいところまで上げている。義理は果たしてし、今日は猫さん訪問をやめておこう。
で、座椅子を広げ、パーカーを被って横になりウトウトし、3時半からは布団を敷いて横になった。
6時半に起きて検温、38度1分。食欲なし。
夜の9時、38度ちょうど。喉の痛みやや治まる。
願い事―ポックリ御陀仏。知らずに仏。
冬花火この骨壺といふ個室(千葉信子)
昨日はブログ「随筆筆写」に55人の方が訪れ、112のアクセスがあった。
トップはアクセス26で
「〈美容整形〉この神を怖れぬもの - 三島由紀夫」日本の名随筆40顔から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33452359/
2位(アクセス16)は、
「悲観しない病者 - 上林暁」日本の名随筆34 から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32321652/
3位(アクセス4)は
「生まれ変わるためには死なねばならない - 河合隼雄」 新潮文庫 こころの処方箋 から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32301644/
4位(アクセス3)は
「サザエさんの性生活 - 寺山修司」角川文庫 家出のすすめ から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32296453/
5位(アクセス2)は
「単身者の文学 - 川本三郎」岩波現代文庫 荷風と東京(上) から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32338292/
と
「東京-大阪、深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと - スズキナオ」
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32451963/
でした。で、「単身者の文学 - 川本三郎」の中で言及されている荷風の「西瓜」を紐づけ致しました。