10月13日日曜日
朝家事は昨日洗濯したシーツとバス・タオルの外干し。細君が生協から戻るのと入れ替わりに床屋に行く。白鳥のコンビニの隣のオバちゃんの床屋さんにしようか、富士の湯の隣の爺さんと婆さんの床屋さんにしようか家を出るまで迷ったが、新道のバス通り沿いの狭い歩道を自転車におびえながら歩いてオバちゃんのところへ行くよりも、小道を歩き、都住の通路を縫って、公園の脇道を歩いた方が気分がよいので爺さん婆さんの床屋さんを選んだ。
店に入ると「お客さんが来たから、切るわよ」と婆さんが携帯電話を置き、椅子に案内された。「眉毛を整えましょうか」と訊かれて、よろしくお願いしたら、鼻毛も始末してくれて、耳の周りも剃刀を当ててキレイにしてくれて、おまけに肩まで揉んでくれた。さて、いよいよ散髪かと思ったら、婆さんは受話器をとって「お願いします」と一言、すると爺さんが上から下りて来てバトンタッチ。今度は爺さんが盆栽の手入れでもするように丁寧に鋏を入れてくれ、裾を剃ってくれ、これで千円で「ありがとうございました。」と言われて恐縮し「丁寧にして頂いてありがとうございました。」と答礼して店を出た。
帰宅して、古新聞を集積所へ運び、昼飯を喰う。トロトロ熟柿が添えられていて旨し。
一息入れて、2時過ぎから散歩。今日は逆回りで先ずクロちゃん宅に寄った。彼女はいつもの階段下で寝そべっていて、起き上がってはこない。まったりしているので軽く撫でて退去。2丁目の裏道を歩いてコンビニに入りおでん、ガンモ、ウインナ、卵を仕入れる。途中、お稲荷さんにお詣りして、ポックリに二十円、シャッキリに三十円、昨日の不足分十円と唱えてお願い致した。コンちゃんは壁際でまったり。仕入れたおでんを携えて曳舟川遊歩道の東屋に入り野点をいたす。ガンモはうまくなかった。やはりツミレだ。通りの向こう側の空手道場ではお稽古の様子。
社活はせずに帰宅。洗濯物を取り込み、肉巻きを茹でる。
俳壇が届き、
天:宵待や飛竜のごとき雲一つ(服部康人)
地:人集ふ古墳の丘の曼珠沙華(岩見陸二)
人:残業や星に詳しき先輩と(竹内宗一郎)
と生意気なことを致す。
参考文献:
「天狗 - 太宰治」道化の精神 から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32324616/
願い事―ポックリ御陀仏。知らずに仏。
臨終の一と声「ああ」枯世界(池禎章)
昨日はブログ「随筆筆写」に28人の方が訪れ、31のアクセスがあった。
トップはアクセス8で
「アジフライの正しい食べ方 - 浅田次郎」ベスト・エッセイ2023 から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33365567/
2位(アクセス5)は、
「東京-大阪、深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと - スズキナオ」
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32451963/
3位(アクセス3)は、
「サザエさんの性生活 - 寺山修司」角川文庫 家出のすすめ から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32296453/
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33316139/
と
立読抜盗句歌集(巻三十九)
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33645779/
6位(アクセス2)は、
「ある書店への感謝 - 池澤夏樹」日本の名随筆別巻50本屋から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32383084/
と
「刑法 児童ポルノ法7条4項にも5項にも該当する行為に5項を適用することの可否 - 神戸大学准教授東條明徳」法学教室2024年9月号
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/34189380/
でした。で、深夜バスには深夜タクシーをこじつけて、
「ルーティーン:私の、ふだんの一日 - 内田正治」タクシードライバーぐるぐる日記 から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33739863/
を紐づけ致しました。