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(巻四十一)気の乗らぬ夜なべの針に刺されもす(岩原和代)

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9月13日金曜日

 

晴れ。高温多湿。寒の戻りというのは聞いたことがあるが暑の戻りというのもあるようで、細君がまたバテた。

朝家事は掃除機掛けが予定されていたがそういうわけで取りやめ。10時前に床屋に出掛けた。いつもの床屋は10日から今日まで臨時休業とかで、出直すのも面倒なので富士の湯の隣りの床屋を目指した。途中、都住の色づいた柿を愛で、小公園で運動会をするつもりらしき保育園のご一行を写す。

風呂屋の隣りの床屋は、かつては四千円、五千円と頂いた床屋であったろう。鏡や椅子などの本格的な調度品にかつての栄華が偲ばれるが、今は千円でやってくれる。店に入ると老人が店の婆さんにやってもらっていた。婆さんは、ちょっと待ってねと言って電話をかけて「お客さんよ。」と告げた。すぐに爺さんが下りて来て椅子に案内され、チョキチョキとやってもらった。本格的床屋の名残はクイックやおばちゃんの店ではやらない最後の裾剃りにも現れた。難点はテレビである。今日は無難な健康管理番組だったが、変なニュース・バラエティーなんぞ流されたらメンタルの修復が大変だ。床屋が終わり店から出て小公園を見ると保育園児たちの姿は見えず。賢明な判断が下されたようだ。

そこから生協へ回り、野点の支度をいたす。今日はタイ風春雨というのが出ていたのでそれにしてみた。中華風春雨サラダは酢が基調だが、タイ風はやや油っこくて辛味がある。あとを引きという代物にあらず。

社活、空缶1個、ティッシュ屑1枚、吸殻20数個。吸殻をまとめて捨てた人がいたようだ。

帰宅して、昼飯喰って、一息入れて、座椅子でごろ寝。

起こされて、鶏を煮て鰤をレンチンいたす。ふりかけが頼りだ。

願い事―ポックリ御陀仏。知らずに仏。

生きながら幻となる人の秋(斎藤達也)

 

昨日はブログ「随筆筆写」に26人の方が訪れ、28のアクセスがあった。

トップはアクセス3で

「行き先の心配 ― 南直哉[みなみ・じきさい]」新潮新書 苦しくて切ないすべての人たちへ から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/34118334/

2位(アクセス2)は、

「舞台再訪-『点と線』 - 松本清張」清張・私のものの見方考え方 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32323803/

「客ぎらい - 谷崎潤一郎」作家と猫

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32390483/

「東京-大阪、深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと - スズキナオ」

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32451963/

「アジフライの正しい食べ方 - 浅田次郎」ベスト・エッセイ2023 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33365567/

でした。で、谷崎を評した、

「不良老人の色気 ー 嵐山光三郎」退歩的文化人のススメ から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32319265/

を紐づけ致しました。


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