(巻三十六)お父さんのソフトクリーム垂れやすし(遠山陽子)
(巻三十六)お父さんのソフトクリーム垂れやすし(遠山陽子)5月12日金曜日曇り空だ。朝家事は洗濯、外干し。細君は「ときどき行かないと(道を)忘れてしまうから」と白鳥生協へ出かけて行った。少し心配になってきた1時間20分後に無事帰宅。店が広いので時間がかかるそうだ。道順については大分自信がついてきたようで由々。昼飯喰って、一息入れて、歯医者さんに出かけた。途中、健康保険証を所持していたので図書館に寄り...
View Article(巻三十六)冬浅し心に詩(うた)あるものの幸(鷹崎由未子)
(巻三十六)冬浅し心に詩(うた)あるものの幸(鷹崎由未子)5月14日日曜日曇り。図書館から予約本4冊が揃ったとメールが入る。朝家事は洗濯、外干し。エアコンのフィルター掃除。その後図書館で4冊借り、ついでに生協に回り菓子など1200円ほどを買う。ミルク飴、歌舞伎揚げ、豆大福2個、草餅2個、ナッツ小魚、安売り菓子パン(スナック・ゴールド・ミニ)、缶酎ハイ1本。あまり店で飲みたいと思わない。明るいうちから...
View Article(巻三十六)散会すひとりひとりに月ひとつ(近藤牧男)
(巻三十六)散会すひとりひとりに月ひとつ(近藤牧男)5月15日月曜日雨。一日中雨との予報だそうだ。ギルバートから安否確認のメッセージが入った。今年に入ってから顔本に投稿していないので気になったのだろうか。気にかけてくれているのは有り難いことだ。朝家事は無し。泉鏡花の随筆を読んでいる。「夏目さん」という大正6年の随筆があるが、この頃は“夏目さん”だったのか。「江戸児[えどっこ]だから長いこと、饒舌[し...
View Article(巻三十六)ポストまで春の一句と歩きけり(鬼形のふゆき)
(巻三十六)ポストまで春の一句と歩きけり(鬼形のふゆき)5月16日火曜日晴れ。細君がラジオから仕入れた話では今日は「旅の日」だそうで旅の曲がよくかかるという。さてその心だが、芭蕉が奥の細道へ旅だったひだからだそうだ。で、はて?と「五月雨、梅雨、栗花落、五月晴 - 倉嶋厚」ベスト・エッセイ2005 からを読み返してみたら、 《...
View Article(巻三十六)立読抜盗句歌集
(巻三十六)立読抜盗句歌集がみがみとぶつぶつ共に着ぶくれて(彦根伊波穂)熱燗や酒が貴君を駄目にする(藤嶋務)充分に娑婆見し蛇の穴に入る(羽鳥つねを)ものの影秋の長さを地に置ける(大瀬益太郎)杞憂あり明けて朝来て毛布干す(鈴木明)決めかねてまたひと回りだるま市(青木まさを)年寄りを嫌ふ年寄り敬老日(河内きよし)明易し意外と揺るる救急車(石黒興平)イヤホンに音の通はぬ冬籠り(滝川直広)貼りかへるまでの障...
View Article(巻三十六)二もとの梅の遅速を愛す哉(蕪村)
(巻三十六)二もとの梅の遅速を愛す哉(蕪村)5月17日水曜日晴れ。朝から短パンとTシャツにした。朝家事はなし。今日は細君がアリオのヨーカ堂へ家用のズボンを買いに出かけて、同じようなゴム入りの伸縮ウエストの物を買って帰ってきた。ヨーカ堂も衣料品部門を中心に店舗の縮小閉店をするらしいが、お手頃品が買えるのでアリオの店には残って欲しい。いずれにしても諸行(業)無常だ。細君は他に小洒落れたシャツのような、上...
View Article(巻三十七)野ざらしを心に風のしむ身哉(芭蕉)
(巻三十七)野ざらしを心に風のしむ身哉(芭蕉)本日より巻三十七となりました。5月18日木曜日晴れ。朝家事は洗濯、外干し、拭き掃除、布団干し。その後クリーニング屋さんに引き取りに行く。エレベーターの中で挨拶を交わした大姐さん、クリーニング屋の大姐さん共に「今日は暑くなりそうですね」がお言葉であった。昼となり、昼飯喰って、一息入れて、瞑想せず。3時前に散歩に出る。図書館の花壇の紫陽花が花をつけた。かなり...
View Article(巻三十七)妄想の世界を記す日記買ふ(江島照美)
(巻三十七)妄想の世界を記す日記買ふ(江島照美)5月19日金曜日曇り。朝家事はなし。細君は生協へ。私も生協と、午後は雨との予報なので図書館へ参る。ちょうど正午あたりから雨が降り始めた。昼飯喰って、一息入れて、瞑想。散歩は致さず。机に座って前屈みで本を読みながら携帯にコチコチと筆写していると腰に来るのでパソコンの作業もしている高さ123センチの整理タンスの上に本を置いて立って読むようにした。立っていれ...
View Article(巻三十七)花筏水に遅れて曲がりけり(ながさく清江)
(巻三十七)花筏水に遅れて曲がりけり(ながさく清江)5月20日土曜日曇り。朝家事は洗濯と掃除機がけ。洗濯物は外へ干した。細君はNTTに電話して高齢者のナンバー・ディスプレー料金の無料化の手続きをしたようだ。400円安くなるという。5月の初めから受付を開始したのだが、当初は相当な混雑だったと気さくな長野センターのご担当が語っていたそうだ。なお、初めの月は日割りになるそうで今月は130円くらいの無料化だ...
View Article「運転士や車掌は何を食べていたか - 岩成政和」国鉄食堂車の繁盛記・食堂車バンザイ! から
「運転士や車掌は何を食べていたか - 岩成政和」国鉄食堂車の繁盛記・食堂車バンザイ!...
View ArticleNice Work (1) - David Lodge
Nice Work (1) - David Lodge P587-588Monday, January 13th, 1986. Victor Wilcox lies awake, in the dark bedroom, waiting for his quartz alarm clock to bleep. It is set to do this at 6.45. How long he...
View Article(巻三十七)五月雨や湯に通ひ行く旅役者(川端康成)
(巻三十七)五月雨や湯に通ひ行く旅役者(川端康成)5月21日日曜日曇り。朝家事はなし。毛布を干した。日頃、読むものがないと口にしていたものだから、細君がラジオと新聞で紹介されていた、『東大8年生「自分の時間の歩き方」-タカ...
View Article(巻三十七)身にあまる波をいなして浮寝鳥(中嶋秀子)
(巻三十七)身にあまる波をいなして浮寝鳥(中嶋秀子)5月22日月曜日曇り。ベランダの手すりに雀の糞、壁には鳩の糞。雀のはまだ可愛いが鳩のは不快だ。細君が眼科へ出かけるところへ義妹から電話。北海道への一人旅の土産があるそうで昆布巻きか鮭の薫製のどちらかを選べとのこと。鮭の薫製に致しました。いいつまみなのだろうが、酒など絶対に飲ませてくれない。仕方がないから盗み酒だ。眼科のときは直帰するので、早めにパッ...
View Article(巻三十七)生きること一筋がよし寒椿(五所平之助)
(巻三十七)生きること一筋がよし寒椿(五所平之助)5月23日火曜日雨。今日は気温が昨日の半分、15度止まりということだが、半ズボンとTシャツでいる。朝家事はなし。洗濯は昨日の夕方に致した。彼奴は電話で、先ず最寄のクリニックにコロナ注射のことを問合せしていた。掛かり付けの方には予約なしで接種するとのことで予約不要。由々。2本目は区役所へで、マイナンバー・カード交付の予約についてである。駅前の区民事務所...
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