(巻三十六)この水も年金のうちそろと撒く(木島茶筅子)
(巻三十六)この水も年金のうちそろと撒く(木島茶筅子)3月22日水曜日今朝は晴れ。朝家事は無しだが、細君のお供で駅前の家電店へ参る。細君が寝床で聞くCD-ラジカセが不調で買い換えるとのこと。で、CD-ラジオとラジカセを1台ずつ買っていた。動かすのに便利な小型で軽いもの、操作が簡単なものということで一体型ではなく組合せにしたそうだ。ラジカセなども絶滅品種かと思ったがCDラジカセを含めて20種類ほど並べ...
View Article(巻三十六)ポケットのやりくりつかぬ更衣(堀江重臣)
(巻三十六)ポケットのやりくりつかぬ更衣(堀江重臣)3月23日木曜日10時ころゴミ出しに行ったが、雨が降りだしていた。午前中は家事もなく部屋に籠る。昼飯喰って、一息入れて、外は雨。座椅子を広げてヘッドフォン着けて軽く横になる。これ極楽なり。たのしみは草の庵に莚敷きひとり心を静めゐるとき(橘曙覧)今日はhttps://wspartners.bbc.com/episode/w3ct1rfpを聴きなさいと...
View Article(巻三十六)ビル風と云へど五月の風にして(横川満)
(巻三十六)ビル風と云へど五月の風にして(横川満)3月24日金曜日曇り、北側の部屋にもウグイスの鳴き声が届く。細君が白鳥生協の2階にある歯科の下見をしたいので地図を描いて、ついでにそこまで連れて行けと仰る。最近では開き直って方向音痴を一つの才能のように云うところがある。そう云うわけでご案内いたした。買い物も終ったから、マッいいか。そうそう、文具売場でセロテープを買ったのだが、そばの棚に学童用の携行防...
View Article(巻三十六)雪溶けてさしたる松と思はれず(岩田一男)
(巻三十六)雪溶けてさしたる松と思はれず(岩田一男)3月25日土曜日予報通りの雨。甲子園は晴れているようだ。でも明日も此方は雨らしい。朝家事は掃除機がけ。顔本にいかがわしいお友達打診が続いたので数少ない公開投稿を削除した。その後二、三日お誘いが切れている。便利にするということは、それだけ隙ができるということか。昼飯喰って、一息入れて、座椅子に寝ころがって、3時ころ起こされて、バナナが一本しか残ってな...
View Article(巻三十六)桜桃の茎をしをりに文庫本(丸谷才一)
(巻三十六)桜桃の茎をしをりに文庫本(丸谷才一)3月26日日曜日小雨。朝家事は洗濯。ウォシュレットのフィルターを掃除した細君が試運転をしろという。尻を捲って、座って、試射を受け止めなさい、と云うことだが“おしり”と“ビデ”の両方の試射を受け止めなくてはならない。“おしり”の方はいいのだが“ビデ”はいわゆる“蟻の戸渡り”と云うか、男だからそうは云わないのかもしれないが、要は“玉袋”と“穴”の間に当たる...
View Article(巻三十六)年の瀬や車列を止めて救急車(草刈邦雄)
(巻三十六)年の瀬や車列を止めて救急車(草刈邦雄)3月27日月曜日曇り。朝家事はなし。白鳥生協までお供した。今日は後ろに付いてきなさい、とのこと。小学校入学児童の登校練習のようなものだ。帰宅して私の描いた地図に目印になる建物、“延命寺”、“興雄社”、“ジャパンネット“、などを書き加えていた。亀有生協に比べると生鮮食品の品揃えが格段にちがうので片道で五分くらい遠いが季節が良くなってきたので白鳥まで歩く...
View Article「談志最晩年の日々(あとがきにかえて) - 松岡慎太郎」努力とは馬鹿に恵[あた]えた夢である-立川談志 から
「談志最晩年の日々(あとがきにかえて) - 松岡慎太郎」努力とは馬鹿に恵[あた]えた夢である-立川談志...
View Article(巻三十六)着ぶくれて禿げたるほかに賞罰なし(亀田虎童子)
(巻三十六)着ぶくれて禿げたるほかに賞罰なし(亀田虎童子)3月28日火曜日ヤスさんの命日だ。小雨。全国晴れでこの辺りだけ雨らしい。朝家事は拭き掃除と洗濯。家用のズボンも洗って風呂場に干した。昼飯喰って、一息入れて、座椅子にごろ寝いたした。3時前には雨は上がっていたが気合がはいらず散歩をサボる。3時ころにはエキサイトブログが復旧したので、再読を載せて、談志も載せた。今日も、英聴はhttps://www...
View Article「カナシイ夜は「賢治全集」 - 井上ひさし」ちくま文庫井上ひさしベスト・エッセイ続ひと・ヒト・人 から
「カナシイ夜は「賢治全集」 - 井上ひさし」ちくま文庫井上ひさしベスト・エッセイ続ひと・ヒト・人...
View Article(巻三十六)古書店の奥に主の懐手(植田桂子)
(巻三十六)古書店の奥に主の懐手(植田桂子)3月29日水曜日昨晩もFM葛飾の鉄ちゃん番組「きしゃぽっぽ」を聞きながら就寝いたした。ダイヤ改正特集と云うことで相互乗り入れを始めた相鉄線のダイヤがテーマだった。ただ、どうも発車時刻の読み上げばかりで美濃さんらしい深い蘊蓄が開陳されず、ダレた。平野さんが相互乗り入れの範囲など質問を入れていたが、ほとんど無視していた。もう少し構成を考えられないのかね~。ダイ...
View Article(巻三十六)歎きいて虹濃き刻を逸したり(橋本多佳子)
(巻三十六)歎きいて虹濃き刻を逸したり(橋本多佳子)3月30日木曜日曇り。朝家事は洗濯とスーツ干し。靴箱を開けたら通勤に履いていた黒の革靴に黴が出ていた。慌てて靴箱を整理し、洋服箪笥も危ないとスーツも点検したが、こちらは大丈夫。もう通勤はないのにいつまでもとっておくから黴をはやかすし靴箱は窮屈だ。未練だな。死支度致せ致せと桜かな(一茶)昼前にドラッグストアに洗剤などを買いに出かけた。往復でトイちゃん...
View Article「渥美清と「男はつらいよ」 - 井上ひさし」ちくま文庫井上ひさしベスト・エッセイ続ひと・ヒト・人 から
「渥美清と「男はつらいよ」 - 井上ひさし」ちくま文庫井上ひさしベスト・エッセイ続ひと・ヒト・人...
View Article(巻三十六)安ければ速き床屋や都鳥(小川軽舟)
(巻三十六)安ければ速き床屋や都鳥(小川軽舟)3月31日金曜日カーテンが明るく透けているから晴れだろうと思いながら起きる。晴れだ。細君が独りで白鳥生協へ買い物に出かける。道に迷ったら電話するから迎えに来いと云うから、「それじゃ、着替えて待機しますよ。」とマゼカエスと嫌味なことは云うなと怒られた。口は慎みましょう。でも、帰り道で迷ったらしくかなり遠回りしてやっと帰ってきたようだ。地図が悪いというので逆...
View Article「道元の洗面 - 井上ひさし」ちくま文庫井上ひさしベスト・エッセイ続ひと・ヒト・人 から
「道元の洗面 - 井上ひさし」ちくま文庫井上ひさしベスト・エッセイ続ひと・ヒト・人...
View Article(巻三十六)桃色になつたかしらと蓋をとる(広瀬ちえみ)
(巻三十六)桃色になつたかしらと蓋をとる(広瀬ちえみ)4月1日土曜日散るものは散て気楽な卯月哉(正岡子規)晴れ。花の雨。朝家事は掃除機がけ、洗濯、毛布干し、マット干し。細君の花粉症も少し治まったようで洗濯物ほかをベランダに出して干した。昼前に生協まで出かけてお米ほかを買う。往復でトイちゃんにスナックをふるまう。学習して帰りを待ち構えているようになった。昼飯喰って、一息入れて、一眠りしてから床屋へ出か...
View Article(巻三十六)刑事とて一句詠みたし雪ぼたる(山田彦徳)
(巻三十六)刑事とて一句詠みたし雪ぼたる(山田彦徳)4月2日日曜日曇り。朝家事は特になし。古新聞と使用済みの乾電池を集積場に持ち込む。昼前から座椅子でゴロゴロ。昼飯喰って、一息入れて、座椅子でゴロゴロしてから、散歩。八重桜が満開だ。時間外勤務のやうに八重桜(矢島渚男)図書館で返して借りた。4冊借りた内の1冊が『法学教室3月号』で、そこしか読まない「判例セレクト」の中の民訴法“受刑者が作業報奨金の支給...
View Article「心安らかな「平穏死」を迎えるために(抜書) - 石飛幸三」人は死ぬとき何を思うか から
「心安らかな「平穏死」を迎えるために(抜書) - 石飛幸三」人は死ぬとき何を思うか...
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