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(巻四十三)熱燗や壁に向きたる一人席(飯田閃朴)

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1月11日土曜日

晴れ。空気冷たし。朝家事は特になし。細君が買い物から戻るのと入れ替わりに朝食用品ほかを買いに生協へ行く。お米、バナナ、ヨーグルト、ミルク、納豆のほかに、飴、煎餅、それに寝酒の友に魚肉ソーセージを買った。あの赤いマルハの包装ではなくおとなしい体裁だがいくらフィッシュソーセージと書いてもそれは魚肉ソーセージだろう。あの魚肉ソーセージであってほしい。

昼飯は納豆ご飯に味付け海苔、昨晩の残り物の茹で鶏。一晩経つと茹で鶏もなぜか旨くなる。

一息入れてから散歩。白鳥の猫さんたちから回り始めたが、不在。暫く待っていたらタミちゃんが現れた。充分間合いを取って、身構えながらスナックを食べているが、そういう風に刷り込まれてしまったのだから治るまい。2袋。

修徳正門、風呂屋の煙突、リハビリ病院前経由で、クロちゃんを訪ねた。今日は階段下の日溜まりにいた。猫さんの体感では昨日よりは暖かいのだろう。クロちゃんの表情は他の猫さんたちより厳しいが、情は一番深い。マグロ風味と2袋。そこから二丁目の裏通りを歩いて、7-ELEVENで珈琲をいただき、蓮光寺通りを歩きお稲荷さんに詣でる。今日は食事を貰えたようでコンちゃんは塀沿いの日溜まりでお昼寝。お稲荷さんには二十円献納して、ポックリをお願いした。図書館をちょっと覗いたが爺さんがいっぱい。家に居て婆さんにうるさいことを言われているよりは、暖かく静かな図書館の方が気が休まるのだろう。十分理解できる。で、最後に生協に寄り髭のウイスキー700mlを買った。トリスのポケット瓶でもよいのだが、在庫管理と空瓶の処置があるので1本にした。値段も割安にはなろうが、そもそもが安酒だ。魚肉ソーセージと安ウイスキー。それがいいのだ。

帰宅したら、あれこれとうるさい。インフルが流行っているので歯医者の予約をキャンセル。自分が歯医者でコロナったものだからインフルが鎮まるまで歯医者へは行くなと云う。言い出したら、聞かない。

魚肉ソーセージと安ウイスキーで寝酒いたす。ソーセージの味は昔と少し違う。色は白く、昔の赤みがかった物と大変違う。ツマミになるが、たま~にでよいな。

願い事―ポックリ御陀仏。知らずに仏。

爺さんとふいに呼ばれたその日から 始まりました爺さんの日々 (山崎波浪)

☆Nihilism を ニヒリズム とは発音しないことをこの歳になって知る。

 

昨日はブログ「随筆筆写」に23人の方が訪れ、37のアクセスがあった。

トップはアクセス2で

「具象以前 - 湯川秀樹岩波文庫 日本近代随筆選 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32295024/

「死亡推定時刻はどう推理する? - 上野正彦」朝日文庫 死体の教科書 から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33674142/

でした。で、寒いので、

「山の雪 - 高村光太郎

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33228568/

 


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