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(巻四十三)まんまるな月を四角な窓に見る(広川良子)

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1月2日木曜日

穏やかな晴れ。朝家事は拭き掃除、布団干し、その後洗濯。細君から昨晩寝床で聴いたらしい高橋源一郎里中満智子の対談番組のことを熱っぽく語られるが漫画のことはよく分からない。「あっ、そー」を義理で連発いたした。

林さんの誕生日だそうで顔本にお祝いのメッセージを書き込んだ。78歳だそうで団塊の一年生か。そういう区分でいうと私は「しらけ世代」という世代に括られるらしい。感覚として異存はない。しかし「しらけ世代」を含めてその後に云う「~世代」と「団塊の世代」とはその意味が違うのではなかろうか。

参考文献:

団塊くそ食らえ - 石原彰二」08年版ベスト・エッセイ集 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32324621/

昼飯は煮物で美味しくいただいた。

で、一息入れてから散歩。曳舟川を上り、お稲荷さんにお詣りする。コンちゃんは満腹でお昼寝。そこから蓮光寺通り、二丁目裏通りを通ってクロちゃん宅へ向かう。暖かく風もないので人通りが多い。盛り場は相当な人出であろう。クロちゃんはいつものように愛らしく癒してくれた。そこからワカちゃんの公園に回るがワカちゃんは不在。あの黒猫が遠くの方からノソノソとやってきて生垣に身を隠しながら鳴いてスナックを欲しがる。生立ちがそうさせたのだろうが何か態度がオドオドしている。そのせいで情けなさそうな顔付きに見える。威かさないようにして少しでも明るい猫になってもらおう。2袋。で、そこから風呂屋の煙突の路地に入ると飼い猫の鈴をつけたスズちゃんが日向ぼっこをしていて、歩み寄ってきた。2袋あげて背中を撫で撫でいたす。ビクリともせず。で、最後に白鳥の猫さんたちを訪ねた。ロクちゃん、タミちゃん共に元気。亡くなったサンちゃんとフジちゃんも仲の良いペアだったが、ヤンチャなロクちゃんと慎ましいタミちゃんのペアも良いペアだ。ロクちゃんが時々タミちゃんに甘えに行くのが微笑ましい。5袋。

ファミマで珈琲をして帰宅。洗濯物を取り込む。

夕飯には牛切り落としの焼いたのだ出たが、北海道産ホルスタインと表示されていた由。乳牛の成れの果てか。最期まで搾取された牛さんに掌を合わせて戴いた。そして今夜もお湯割りと漢方誘眠安定剤のカクテルで安眠だ。

願い事―ポックリ御陀仏。知らずに仏。

初夢や金も拾わず死にもせず(漱石

初夢や思い出せぬを吉とせり(拙句)

 

 

昨日はブログ「随筆筆写」に26人の方が訪れ、30のアクセスがあった。

トップはアクセス4で

「狂気のなかの正気または『リヤ王』の事 - 加藤周一」日本の名随筆45狂 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32390413/

「東京-大阪、深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと - スズキナオ」

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32451963/

3位(アクセス3)は

「反省なき男の - 中村伸郎」おれのことなら放つといて(ハヤカワ文庫)から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32294958/

4位(アクセス2)は

「英語の情緒性、日本語の論理性 - 杉本良夫」ちくま文庫 日本人をやめる方法ー杉本良夫から から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32294868/

でした。で、リヤ・リアということで、

リア王の内なる嵐(「ドラマと運命」から抜書) - 木下順二」日本の名随筆96運から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32366168/

を紐づけ致しました。


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