Quantcast
Channel: nprtheeconomistworld’s blog
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3329

(巻四十一)芋煮会「ではそろそろ」という役目(谷茂男)

$
0
0






9月4日水曜日

 

晴れ。27度くらいとのことで北風が心地良い。

いま読んでいる『新秋雑想―小出楢重』の中に、《以前、私の家では、かかる季節には必ず床の間の軸物が取りかえられた。初秋に出る掛物は常に近松の自画自讃ときまっていた。それは鼠色の紙面へ薄墨を以て団扇を持てる女の夕涼みの略図に俳句が添えてあった。「秋暑し秋また涼し秋の風・・・か。なるほどよういうたあるなあ」といって父は幾度か感心して読み返した。》という一文がある。近松門左衛門の句なのかとネットを浚ってみたがすっきりしない。

朝家事は、夜濯ぎの外干し。洗濯物が乾いてくれるのはありがたい。細君と入れ違いで生協へ買い物に行く。パックご飯を補充しに棚に行ったがかなり品薄で一家族一個。とにかく在るものを買っておいた。バナナは見栄えのいい物に変わって実質値上げ。茄子は新鮮な物が特売で並んで居た。一度戻ってから散歩。

先ず、図書館で予約本を1冊『なんたってドーナッツ ― アンソロジー』借りた。次はお稲荷さんで50円献納し、ポックリとシャッキリ、家内安全をお願いし、家と家との隙間にいたコンちゃんを一撮いたした。コンビニでアイス・コーヒーを喫し、生協へ向かい木綿豆腐半丁を仕入れて野点を致す。いつものベンチにはご同輩の爺さんが居てお酒のパックをチューチューやっていた。空箱をどうするのか覗っていると、爺さんはちゃんと肩掛け鞄に仕舞って退去された。翻って、豆腐を奴にするにはどうしても水抜きをするのでマナーがよろしくない。水もゴミ同様にビニール袋入れて持ち帰るべきなのだろうが、ほかのゴミを拾うので大目に見てもらいたいところだ。本日の社活は空缶1個、PETボトル1本、吸殻3個、菓子袋1枚、煙草の箱のセロハン1枚、ティッシュ屑1枚。

帰宅し、昼飯を喰って、一息入れて、『新秋雑想―小出楢重』をコチコチ読書。

夕飯に豚鍋を拵え、鰤をレンチンした。

 

願い事―ポックリ御陀仏。知らずに仏。

死なば秋小さき墓に野の花を(西島麦南)

 

昨日はブログ「随筆筆写」に31人の方が訪れ、36のアクセスがあった。

トップはアクセス5で

「運転士や車掌は何を食べていたか - 岩成政和」国鉄食堂車の繁盛記・食堂車バンザイ! から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33266534/

2位(アクセス3)は、

「反省なき男の - 中村伸郎」おれのことなら放つといて(ハヤカワ文庫)から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32294958/

3位(アクセス2)は、

サザエさんの性生活 - 寺山修司」角川文庫 家出のすすめ から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32296453/

「刑法演習-大麻密輸事件-CDと未遂・既遂について - 名古屋大学齊藤彰子教授」法学教室10月号
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32332326/

「客ぎらい - 谷崎潤一郎」作家と猫

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32390483/

でした。「反省なき男の - 中村伸郎」が読まれておりましが、劇作家も「放つといて」と申されていますので、紐付けいたします。

「放っといて協会 - 別役実」文春文庫 92年版ベスト・エッセイ集 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32308846/


Viewing all articles
Browse latest Browse all 3329

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>