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(巻四十一)春明るく髪に寝癖を賜りぬ(池田澄子)

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7月9日火曜日

曇り、多湿。朝家事は特に無し。一回戦の結果を伝えてくれたが、母校は六回コールドで勝ったとのこと。

昼飯喰って、一息入れて、散歩。

図書館に寄り涼み、意を決して稲荷に向かう。途中で親水公園の水遊びを遠望。三日ぶりなのでお稲荷さんに三十円献納し私のポックリと細君のシャッキリを祈願。亀中の日陰をつたって7-ELEVENでアイス・コーヒーを喫す。今日も97円で飲めて、笑顔の姉ちゃんと挨拶を交わす。クロの留守宅を経て生協。今日はアジフライにいたした。で、いつものベンチに到達したころ小粒の雨が降りだす。ソースをかけたアジフライと缶酎ハイを抱えて木下[こした]に急ぎ、そこで堪能。アジフライ旨し。

アジフライにじやぶとソースや麦の秋(辻桃子)

帰宅して豚肉を焼く。LAN断線。電源を抜いて対処。安定感がない。

今日はシャッフルで、

BBC World Service - The Food Chain, Inside the mind of a kitchen gadget

が来た。調理器具のデザイナーさんたちの話。キー・ワードはインクルーシブらしい。

願い事ーポックリ御陀仏。知らずに仏。死んでしまえばお仕舞いさ。

 

昨日はブログ「随筆筆写」に54人の方が訪れ、59のアクセスがあった。

トップはアクセス14で、

「東京-大阪、深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと - スズキナオ」

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32451963/

つまり、昨日初めてこの「随筆筆写」を訪れた方が14人もいたということか?

2位はアクセス3で、

「悪が私を生かしてくれる - 中島義道」人生、しょせん気晴らし から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32319325/


「人は死ぬとどうなるのか - 中島らも中島らもエッセイ・コレクション から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32824074/

中島先生曰く:

『こうして、人生の暗い面(広い意味での)悪が私を生かしてくれることに気づきはじめた。なんで世界はこんなに矛盾と理不尽と悪に満ちているのだろうと思うと、心は癒されるのだ。どんなに懸命に生きても、みな死んでしまい、人類はやがて滅びてしまう、と実感すると心は平静になるのだ。
いまでも、時折たまらなく虚しい時は暗い部屋で独り酒を飲みながら、もうじき死んでしまうことを考える。あの人もこの人も死んでしまったと思う。哲学者たちは真理を求め、善を求め、そして勝手な答えを提出してみなチリになってしまった。これって、一体何なのだろう?パスカルの言うように、すべてが「気晴らし」なのだ。サルトルの言うように、すべてが「無益」なのだ。こう確信して、酒をぐいと飲み干すと、不思議に生きる勇気が湧いてくるのである。』

 

やがて死ぬけしきはみえず蝉の声(芭蕉


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