2月12日月曜日
(巻三十九)無理せずに登れと山の笑ひけり(林紀夫)
雪かもとの予報であったが雪は降らず。曇りのち晴れ。もうすぐ山が笑う季節だ。
朝家事は掃き掃除だけ。
昨日の俳壇を眺めて、
涸沼の最後に光あるところ(松村史基)
ラグビーのボール立たせて後退る(久野茂樹)
を書き留めた。
昼飯喰って、一息入れて、散歩。
画題を求めてフラフラ歩き、描き易そうなところを3ヶ所ほど一撮いたした。最後にクロちゃんを訪ねた。本当に嬉しそうにしてくれる。
帰宅して、炊き込みご飯の釜番を致す。ついで豚鍋の鍋番を致す。
生家では炊き込みご飯に鍋が付くことはなかった。炊き込みご飯だけでご馳走であり、豚鍋だけでご馳走だった。
願い事-ポックリ御陀仏。一日一日駄目を潰しているようなものだ。投了としたいが自裁できる強さもない。ダラダラ・・・。
自画自虐:蓮光寺の墓地と亀中の間の小路を描いてみた。人間を入れてみたが、難しい。電線をうまく使って遠近感を掴みたい。修業の道は長いが余命は短い。
《昨日はブログ「随筆筆写」に35人の方が訪れ、37のアクセスがあった。アクセスのトップ(アクセス4)は、
「サザエさんの性生活 - 寺山修司」角川文庫 家出のすすめ から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32296453/
で、2位(アクセス3)は
「吾[あ]が妹[いも]へ - 池部良」江戸っ子の倅[せがれ]から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32384985/
と
「富嶽百景 - 太宰治」岩波文庫 富嶽百景・走れメロス から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33198971/
で、見合い後恋愛でめでたしめでたしで
「平成版聖なる結婚 - 原田ひ香[か]」文春文庫 09年版ベスト・エッセイ集 から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32312951/
を紐付け致した。
余録:11時ころから農産高校の模写を始め、2枚描いて疲れた。しかし、余計なことを考えないので絵に集中するのは精神的に良いことだ。
で、馬鹿一は実に嫌な奴だが、
「馬鹿一 - 武者小路実篤」