(巻三十三)ケータイに詫びる男や蜷の道(小川軽舟)
7月11日月曜日
洗濯と拭き掃除をいたす。南風だそうでむし暑い。
南風吹くカレーライスに海と陸(櫂未知子)
昼寝して汗をかく。
4時前に散歩に出かけた。
葛飾野高校野球部の練習を眺め、明日の健闘を祈る。そこから白鳥生協へ向かい、イートインで寿司で一杯いたした。食いたいとかしたいとか欲望が湧いたらなるべく充たすことにしているが、寿司が食いたくなった。寿司屋に入って軽くつまんでなどという贅沢はできないが、そもそも味が分からない人間だから、生協の10個六百円の寿司と酎ハイで幸せなのだ。
白鳥生協から都住2、都住3、亀有生協と歩いて帰宅した。
都住2は皆さん不在。都住3ではサンちゃんとフジちゃんが遊んでくれた。サンちゃんは首の回りをコリコリを掻いてあげるのを許してくれるようになった。サンちゃんと睨み合いをしていた黒猫が2号棟の階段にいたのでお近づきの挨拶を致した。警戒しながらもスナックを旨そうに食べていた。都住の猫は基本的に野良ではないから一目散に逃げてしまうということはない。
願い事-電球が切れるが如くで細君より先にお願い致します。怖くない、怖くない。
この歳になれば何事も知らない分からないに限る。知らないうちにお陀仏が一番。そもそも生まれてこなければ何事もなかったのだが、でもありがたいことに先は短く時間は後戻りしない。
参考随筆:
https://nprtheeconomistworld.hatenablog.com/entry/2020/10/23/082559
辞世
図らずも泣いて出てきた道化の世
すまぬすまぬと生きたくもなし