Quantcast
Channel: nprtheeconomistworld’s blog
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3336

(巻二十九)証券に長けたる女西鶴忌(田島もり)

$
0
0

f:id:nprtheeconomistworld:20210513082254j:plain

(巻二十九)証券に長けたる女西鶴忌(田島もり)

5月12日水曜日

昨晩はFM葛飾の汽車ポッポを聴きながら就寝といたした。ダイヤ改正九州編であったが、とにかく減便打ち切り大赤字と暗い話が続く。世の中がどうなるかと心配しても仕方がないが、沈む。

みちのくの夜長の汽車の長停り(阿波野青畝)

少なくとも今日まで、つまりあとは死ぬだけというところまで、どちらかと言えばお気楽に生きてこられたのだからそれで十分だと言い聞かせた。

花筏時の流れに身を任せ(荻原葉月)

図書館から借りてきた中の1冊は『身軽に生きる-矢作直樹』という老人の生き方How to本である。「すべてのトラブルはこだわりから生まれる」とか「「どっちでもいい」と思うことも大切」というような見出しある。この御題目ごとに2ペ-ジを使ってその要点を箇条書きで掲げ、その箇条書きに添え書きをした体裁の指南書である。矢作氏の御説の柱の一つが《中今を生きる》ということであります。過去を振り返らず、未来を考えずにただ中今を生きなさいと教える。それがよいのだろうが、脳は脳自体が生き残るために勝手に空回りするので困ったものだ。

回るほど色を失ふ風車(谷一一好)

午後は細君が眼科で手術を受けるので付き添いました。30分で順調に終わり、手を引いてタクシーに乗り、無事帰宅。よかった、よかった。

本日は四千四百歩で階段は1回でした。

明日の朝の通院のタクシーをPCから予約致した。こういうことに慣れておかないと老後を生きて行けなくなってきたわけだ。

手術前の昨日から午前中かけては怯えて苛立っていた細君も夜には少し落ち着いてきた。こちらもほっといたした。

願い事-叶えてください。生きていようが死のでしまおうがどっちだっていい。いや、叶えてください。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 3336

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>