(巻二十六)ふるさとの天に唾吐く雪降ろし(小森清次)
6月22日月曜日
一日中雨で、外出せず。
昼寝、読書、BBCのpodcast、懐かしの昭和歌謡で一日終わる。
研ナオコで“かもめ”も聴いた。大橋純子も聴いた。五輪まゆみも聴いた。このICレコーダーは持っていく。
家事:
豚肉の甘辛焼きを担当した。
本日百七十歩、階段一回でした。
世事
区でやってくれる「特定健康診査」という簡易な“ドック”があり、昨年初めて受診した。オプションを付ければ脳ドックでも何でもやってくれるようだが、基本は胸部エックス線と心電図までで、尿検査・血液検査も含まれている。
二年目以降は登録されているので自動的に書類が送られてくることになっていて、待っていればよいのだが、うるさい細君が確かめろ確かめろとうるさい。
仕方かなく区役所のご担当に電話したら、私はリストに載っていて、書類は七月末に発送されるとのことでした。
図書館、ゴミ、健康診断など行政にはお世話になっております。
今日のご担当もテキパキかつ爽やかでありがたい。
読書
「私の死論は「夫が先に死ぬ」」-斎藤茂太 日本の名随筆8 から
を読んで「 比翼連理の枝」という言葉を知る。
《 七月にあいついで亡くなられた作家の船山馨さんのご夫妻は、まさしく比翼連理の枝に結ばれたご夫婦だが、私は自分の死後、女房には長生きしてほしいと思う。私から解放されて、一〇〇歳くらいまで楽しく生きてほしい。 》
茂太さんはこの随筆を、
《 とにかく父は俗世間のことはなにもわからない。反対に母は俗っぽすぎて、それでちょうどバランスがとれていた。
似た者夫婦というが、夫婦が本当に「似た者」だとしたら、その夫婦はあまりうまくいかないかもしれない。ふたりにプラスとマイナスがあり、そのプラスに対して身を引き、マイナスには出ていってそれを埋める。これがバランスのとれた夫婦というものだ。
死に方のバランスも、夫➡妻というのがよいのではないか。
いや、ぜひ、そうあってほしいと念願する。》
と、纏めている。
異を唱えるところなしである。
願い事-その順番で叶えてください。