(巻二十五)文章の下手のなげきを鵙によせ(星野立子)
5月16日土曜日
細君の今朝のご挨拶は「今日は薔薇の日だそうよ。ラジオが言ってた。」でございました。
薔薇匂ふいつも何かの潜伏期(橋本喜夫)
細君は週に一度くらい何のかんのと理由をつけて息子にメールを送り、息子からの実に味気のない返信を喜んでいる。今週の返信がやっと来て、ようやく機嫌がよくなった。
遠方の息子は唄になるが、娘はならないようだ。娘はよく連絡を取るのだろう。
国々に案山子もかはる姿かな(河合曾良)
父と息子は随筆のテーマになるようで河盛好蔵と外山滋比古の作品を紹介しています。
一日中雨、外出せず。
五月雨や庭を見ている足の裏(立川左談次)
願い事-そのときに、断れるか?
諦める勇気をください。