(巻二十五)雲の峰我が放尿の力かな(馬目空)
4月29日水曜日
勢いは若さと健康の象徴でした。
そう言えば立ち小便を最後にしたいつだろうか?立ち小便をしてないなあ!
此所小便無用花の山(其角)
立ち小便に楽しい思い出があるわけではないが、振り返って、一生の楽しき頃はいつであったのだろう?
一生の楽しき頃のソーダ水(富安風生)
多分それは自分ができるあがる前の生まれてからの五歳くらいまでだったのだろう。
爽かや機嫌よき子の独り言(稲畑汀子)
成長してからも幸せに生きられる心をもらった人は、本当に幸運だ。
あたしは読んでいないが、細君はよく『高瀬舟』を引き合いに出す。
畑打つや中の一人は赤い帯(森鴎外)
(散歩と買い物)
散歩四千九百歩、米二キロ、
品薄品目は昨日と変わらず。
(その他)
家事-洗濯、毛布干し。
細君とのいざこざ-なし。誘われて月と木星を西の夕空に仰ぐ。
他人との会話-なし。
小遣い-コンビニ珈琲に百円。
笑えたこと-なし。
旨かったもの-副菜の薩摩芋の煮物。
読書- 「わが“質屋通い” - 野坂昭如」中公文庫 風狂の思想 を読んでいるがあまり面白くない。多分コチコチはしないだろう。
ラジオ-細君はFM東京開局五十年とかの番組を聴いていた。
BBC-痛み止についての話を聴いているが学会ばなしなので難解です。
楽しかったこと-なし。
満足したこと-昼寝。短い間だったがす~と寝られた。目が覚めなくてもよかったのだが、覚めてしまった。
自嘲したこと-身の丈を越えた尊大な心配をしたこと。
したい・やりたい、食べたい、飲みたいと思ったこと-なし。酒を飲みたいと思わなくなった。タバコも要らなくなった。
書き留めた俳句・短歌-なし
愉快なこと-なし
不快なこと-レンボウの代表質問をNHKがニュースで流したこと。
よかったこと-とにかく一日減ったこと。
知りたいこと-流行り病で死ぬときの苦しさ。急変して短期で逝くようですが、どのくらい苦しむのだろうか?昏睡状態で意識不明になると苦痛は感じないのか?
残念に思ったこと-なし。
美しいと思ったもの-葉桜、鉢植えのミカンの花の蕾、
可笑しく思ったこと-レジの列の前に並んでいたおばさんの円形状の白髪。美容院で白髪染ができないためか、てっぺんが円形の白髪になっていてスカルキャップのように見える。細君も同じような状態を気にしていて帽子で誤魔化している。あたしも床屋に一ヶ月半行っていない。
不可解なこと-上の階の騒音。何の音だ?
困ったこと-散歩のコースや目的地が定まらない。歩いていても楽しくない。
気になること-歯茎、マッサージの継続中。