12月29日金曜日
(巻三十九)独り居の二軒並びのそぞろ寒む(西村泉)
晴れ。朝っぱらから牛乳の拡販員がお見えになった。もちろんドアなど開けはしない。しかし逆恨みも避けたいのでパンフは新聞受けに入れて置いて下さいとインターホン応対した。サンプルをドアの横に置いていくと言うので、それは勘弁して貰った。安否確認を含めてのサービス提供のようだが、まだ二人だし。しかし、飛込みの営業ではなくピンポイントでピンポーンと鳴らしてきたようだ。情報は漏れている!
新年を二人で迎ふ危うさよ(Masako Tokuda)
朝家事は洗濯。
昼飯喰って、一息入れて、散歩。生協で菓子を買い込む、猫のスナックを買い込む。猫の方は十分手当てしたが、菓子はもっと買い込んでおかねば。
クロちゃんは元気です。
帰宅して、鶏を焼き、キャベツ、タマネギ、生姜を炒め、それに牛乳とバターを入れて煮る。
願い事-ポックリ御陀仏。元気に早いとこ御陀仏。
《昨日はブログ「随筆筆写」に35人の方が訪れ、40のアクセスがあった。アクセスのトップは
「ネコはどうしてわがままか(日高敏隆)の解説 - 山下洋輔」新潮文庫 から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33498867/
文庫本の著者-解説者に意外な取り合わせがある。福沢諭吉に小泉信三は“ごもっとも”だが、色川武大に西部邁、中島義道に麻木久仁子などは“ヘェー?”である。文庫本の解説はタグ「書評」を付しています。
「文庫解説と怪説 - 椎名誠」文春文庫 ガス燈酒場によろしく から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32294712/
余録:
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33610434/
を読んだ。“詩人の田舎暮らし点描”というタグを付けることにすれば、
「家のめぐり - 若山牧水」日本の名随筆26肴 から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32369199/
にも同じタグが付く。
大詩人、大歌人と同列で論ずるつもりは毛頭ないが、私に田舎暮らしは無理だ。
「大隠は朝市に隠る - 中野孝次」文春文庫 清貧の思想 から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32310708/
勿論大隠でもないが、場末の団地の片隅で息を潜めているのが合っている。》