(巻三十四) 雪降るや人行き交ひて相触れず(山田露結)
7月18日月曜日
蝉の大鳴きに起こされたと云いながら細君が起こしにきた。
昨日の俳壇を今朝もってきた。
蹴られても足元に居て夏蒲団(加古厚志)
は上手いと書き留めた。
手術後や死より目覚めて見る夕焼(島田章平)
は、麻酔による疑似体験に共感するところあり。書き留めた。
参考随筆:
https://nprtheeconomistworld.hatenablog.com/entry/2021/01/11/083235
ご町内の葛飾野高校は三回戦を突破だそうで御同慶の至り。
昼寝して汗をかく。
昨日の俳壇に
歩かねば今歩かねば梅雨晴間(古野道子)
という句があった。それほど思い詰めてはいないが、歩かなければ歩けなくなるの必定。今日も歩いた。
先ず図書館で5冊借りた。5冊持って歩いて、買い物をするのはしんどいので一端戻って荷を卸してから出直した。
何故か、ふと、
花嫁の一の道具は荷にならず
という、これは何んというジャンルなのかしらないが、そんなものを思い出した。
出直して、葛飾野高校の裏手から白鳥ファミマ、ファミマで焼きうどんで酎ハイを楽しむ。そこから都住2、都住3、生協と歩き、帰宅。
猫との交流は、都住2で花子。パトロン婆さんが外出とのことで友だち婆さんが猫たちに食事を与えた直後だった。友だち婆さんと雑談しているところへパトロン婆さんが帰ってきて談笑。太郎は食後の散歩で不在。花子の機嫌がよく私の足の回りにすり寄り、ペロッと舐めてなどしてくれたものだから婆さんたちから「猫は判るのよ!」とお褒めをいただく。
都住3ではサンちゃんとフジちゃんに癒していただく。サンちゃんは首の回りを掻いてやっても怒らず気持ちよさそうにしている。そんなところへサンちゃんのパトロン婆さんが原チャリで帰ってきた。「ずいぶん馴れたわね。猫は判るのよ!」とこちらでもお褒めをいただいた。
願い事-電球が切れるが如くで細君より先にお願い致します。怖くない、怖くない。
麻酔というのは実に魅力的なものだ。尿管結石の内視鏡手術で度々味わっているが、「ちょっと冷たく感じますよ~」と云われて後は無の時間だ。あのままず~とが死の時間なのだろうと日高敏隆先生も仰っているが、あれなら悪くない。あれなら悪くない。