(巻三十三)葱刻む妻に字を聞き著者校正(河野頼人)
5月25日水曜日
昨晩はFM葛飾で『きしゃぽっぽ』を聴きながら寝た。3月からダイヤ改正の話が続いているがどこも減便終車繰上サービス低下の事ばかりだ。所謂快速中距離電車の普通列車への格下げで市原~東京で所要時間が20分延びたりするらしい。20分早く家を出ればいいようなものだが、今度は駅までのバスがない、とか色々波及するらしい。遠距離は承知の上。何とか通勤できると思っていたのだろうがこういうことになれば何事も無常などと言ってられまい。
小鳥来る空気良ければ駅遠し(前田千恵子)
細君がお出掛けなさるのだが、お出掛け前の衣裳合わせにお付き合いした。概ね薄い色の取り合わせだが、何かでアクセントを付けたいととっかえひっかえしている。Two Wayとかで前と後ろのどちらも前として着られる物を着ているらしい。
サングラス掛けて妻にも行くところ(後藤比奈夫)
昼前に“初夏弁当”を買って帰宅。私は赤飯とみそラーメン。
午後の散歩は時計回り。鼻黒と太郎に遭遇。買い物なし。帰宅してから洗濯をした。
「夜這い - 田辺聖子」日本の名随筆72夜 から
を読んでいて、“名論卓説”という表現を知った。ふむふむと思う。
《釣師にして名エッセイスト(釣師には筆のたつ人が多い)たる山本素石氏の説によれば、そもそも日本の農村が疲弊し、一村ほとんど逃散、という過疎地がふえ、山野荒廃した原因は何かというと、
「夜這いの美風がなくなったからとちがいますか」
といわれる。
まさに名論卓説と思われるので、紹介させていただく。》
で、本稿は以上で始まっている。
願い事-生死直結で細君より先に知らないうちに叶えてください。怖くない怖くない。
明け方目覚めて不安症に苦しむよりは夜更かしして朝寝をすることにしているが、そのせいか一日中眠い。居眠りばかりしている。一日中居眠りしていられるのは結構なことだが、何もやる気にならないのは困ったことだ。そろそろお終いにしよう。