(巻三十二)評判のケーキの店や花水木(山縣輝夫)
3月16日水曜日
FM葛飾の長寿番組「きしゃぽっぽ」を聴きながら寝た。新幹線のダイヤ改正の特集だ。乗客の減少で減便や編成の縮小が半端ではないらしい。それでも走ってくれるのだ。
https://nprtheeconomistworld.hatenablog.com/entry/2020/09/25/084819
寝る前にKitKatでカティー・サークをショッツで一杯いたしたが、KitKatのチョコレートが溶けて手にベトついた。20度を超えるとそういうことになるのか!
チョコレートひとつ含みて日向ぼこ(古舘和夫)
怠くて、節々が痛くて、少し熱がある状態で寝た。夜中に目覚め、BBCを流し込んでなんとか眠りを取り戻す。朝となり、接種したところの腫れは随分引いたようだ。倦怠感は改善なし。
倦怠感を感じつつ掃除、洗濯をいたす。
春愁と怠け心の分け難し(野坂紅羽)
午後、近所なら歩けそうなので、図書館と生協まで散歩した。図書館の前に都住を覗くと苦労猫と茶トラが出てきたので一袋ずつ振る舞う。猫なりに背筋をきちんと丸めて、両手(前足)をピシッと揃えての苦労猫の正座はなかなか美しい。
今日は4冊借りたが、外れた。すぐに返却ポストに入れてしまおうかとも思ったが、そうも行かずに持ち帰った。先ず、著者が生きている。著者が想定した読者層(次世代への垂訓)に入っていない。普遍性のない内容なので10年後に読むとアホ臭く思える。タイトルが掴みにかかっている。しかし、これも図書館という住民サービスがあるから享受できる贅沢だ。
とろろ汁人生訓を少し垂れ(高橋健文)
願い事-生死直結で叶えてください。コワクナイ、コワクナイ。
日向ぼこの句には、
ここちよき死と隣りあひ日向ぼこ(鷹羽狩行)
日向ぼここのまま石になるもよし(栗田美代)
などありまして、日向ぼこをしてうとうとしながら逝ってしまいたいということだろうか。そう逝ければ私としても願ったり叶ったりだ。
☆11時半ころ地震があった。起きずに寝てたら彼奴がお越しにきた。一発でいくならいいが、避難だなんだと面倒なことになるのは嫌だなあ。
地球儀のいささか自転春の地震(原子公平)