(巻三十二)若ければ走つた筈が秋時雨(岩藤礼子)
1月11日火曜日
私が医者や歯医者に行く日は天気が崩れる。10月に退院した日には台風で荒れた。去る1月6日はリハビリ病院に検診に行った日たが、雪だった。そんなわけで、細君は“日頃の行い説”を唱える。
そして午後3時に出かけたが、ポツリポツリと降っていた。バスは10分待ちと表示されていたので2丁目の路地を伝って亀有銀座に出て歯科に着いた。
歯科では左奥上の1本と前歯の治療でギシギシ削ってから型を取った。この型を取るのが息苦しい。死に際で意識があればああいう呼吸の苦しさを味わうのだろうか?短い間なら我慢するが、それが死ぬまで続くと云うのならさっさと楽にして頂きたい。何だかんだで30分近くかかったので治療費も結構するだろうと覚悟したが、五千円近くかかった。更に次回は被せるので五千円から八千円かかりますよと警告を出された。金で命を繋ぎたくはないが、痛みは緩和したい。歯の痛みでは安楽死と云う選択は出来まい。
被せるまでの仮の被せ物なのでガムや飴などの粘着性の物は食べるなとのことだ。仮の被せ物がはずれたらすぐに電話をするようにとのことだった。
菜の花は生命力が強い。過日、おひたしの残りをヨーグルトカップに挿しておいたら花開き始めた。
願い事-生死直結で叶えてください。コワクナイ、コワクナイ。死んでしまっておさらばすることは受け容れたい。死ぬときの苦痛は勘弁願いたい。
I'm not afraid of death; I don't want to be there when it happens. Woody Allen
Morrisons scraps ‘use by’ date on milk in favour of sniff test
を読んで
use by date=消費期限、best before=賞味期限、
を知る。
ミルクのカートンから消費期限を削除して期限切れの廃棄を減らそうと云うのいかがなものだろうか?