(巻三十一)何事も筋を通して寒に入る(大久保白村)
12月12日日曜日
朝、何気なくラジオ(FM葛飾)を点けてたらミュージックラインで大人のイージーリスニングと云うのを流していた。かつてTBSラジオでキューピー・バックグラウンド・ミュージックという番組が日曜日の朝に放送されていて好きな番組だった。今朝のFM葛飾の選曲はキューピー・バックグラウンド・ミュージックを思い出させた。
手仕事の友としこころ遊ばせる
耳にやさしいラジオの音声(松本知子)
細君が俳壇を持ってきてくれた。
細君の選は
著者逝けり冬立つ書架に愛読書(藤井雅史)
檻の内虎知り尽くす寒さかな(加藤草児)
達観の鳶悠然と冬の空(岩水ひとみ)
でした。
私は
冬ざるる此処に確かにあつた店(五明紀春)
を書き留めることにした。
午後は散歩。風がなくそこそこの散歩日和で中川の土手を歩き、アリオの中を抜けて駅前に向かう。アリオのイートインは満席で、外のスケートリンクにも人が多い。イートインの雰囲気と云いスケートリンクと云い、かつての船橋ヘルスセンターを思い出させる。なにか古いことばかり思い出す歳暮の日曜日だ。
駅前に出たが、串焼き本舗ももつ吟も混んでいるので北口の大阪王将で餃子で一杯にした。餃子の無料券は持っていたが、使わずにおいた。無料券では色々なことが起こるようで使用上の御案内が出ていた。株主優待券との併用はOKとある。上場しているのかと調べたら、Eat&Holdingというのが一部上場でその傘下のようだ。餃子の王将は王将フードサービスでこれも一部上場。日高屋もハイデイ日高で一部上場でした。皆さんご立派。
ゆく年を封じ込めたる餃子食ふ(楠田英明)
万歩計は四千歩だ。壊れている。
願い事-生死直結で叶えてください。コワクナイ、コワクナイ。
データ残量は0.15GBで変わらず。無線ランのお蔭だ。