(巻二十九)活版の誤植や萩に荻交る(正岡子規)
4月9日金曜日
家事は洗濯。週末の新聞片付けを済ませた。
散歩は高校コース。
花に停まる揚羽蝶を一撮いたした。
蝶々のもの食ふ音の静かさよ(高浜虚子)
本日は三千九百歩で階段は1回でした。
願い事-叶えてください。
《 七年前に、交通事故に遭った。
高速道路を走行中にクルマが中央分離帯に乗り上げて一回転をするというかなりのアクシデントで、眼前で風景が逆回転していく瞬間には死を覚悟したが、耳がちぎれそうになったくらいのケガで済んだ。手術などで三カ月近く入・退院の日々を送ったが、終ってみればどうということもない。》
は今読んでいる玉村豊男氏の随筆『死を想う、死を語る』の一節です。
死を覚悟したのは四十半ばで、尿管結石音波破砕の下半身麻酔で麻酔が上半身に逆流してアップアップになった時だ。呼吸困難でアップアップしながら意識が薄れていく。「エッ、これで終わり!」と思った。後は闇だった。
今はあんな終わり方が最高だと思う。