(巻二十八)登場人物多く疲るる秋燈下(高崎公久)
3月19日金曜日
洗濯物を干していた細君が急いでベランダに来いと声を掛けてきた。虫でも出たかと行ってみると、「鶯の囀りが聞こえる!」と言う。耳を澄ませば確かにその練習啼きが聞こえてきた。
鶯や時を止めたるひと呼吸(友井正明)
マリさんから康さんを偲ぶ会のご案内を戴いた。偲ばれる方はいつまでも偲ばれる。これ人徳人柄であります。
花を見る目配りにさへお人柄(高澤良一)
散歩:高校コースを歩いた。修徳の蹴球部は男女とも練習を再開していました。最早マスクはしていない。
米二キロ他を買って帰宅。生協のレジでは特別に賦与されたポイントの使い方を確める高齢の客の対応が大変なようだ。細君が生協本部に電話して確めたところでは、「ポイントの使用期間に制限はないが、一定期間(4月中旬までらしい)に使うと使ったポイントの5%が再賦与される」ということらしい。ポイント賦与の通知にもそのようなことが書いてあるらしいのだが細君も理解できず電話していた。
ポイントの賦与と言っても購入額の1%であるが、10ヶ月分の1%となると何千円分にもなるのでやはり真剣になる。
帰宅してその件を細君に話すと「そうでしょ、私にだって理解できないんだから」と申しておりました。
本日は三千九百歩で階段は2回でした。
読書:
「葱肥えたり - 神吉拓郎」ちくま文庫 たべもの芳名録 から
を読んでいるが、“特になし”であります。
《 私は東京に育ったせいで、関西の葉葱の、あの青さに、なかなか馴染めなくて、うまいとは思うものの、やはり、葱を食べるとなると、関東の根深(深葱)がいい、青いところはなんとなく敬遠したい気味がある。 》
で“根深”が解ったことが収穫かな。
体内の数値の乱れ根深汁(森田智子)
願い事-叶えてください。
写真はとあるマンションの脇に咲くバラ?本日の一撮です。