(巻二十七)残る蚊をかぞへる壁や雨のしみ(永井荷風)
12月24日木曜日
雨にもならず、雪にもならず、ただ曇り。
細君は細やかなクリスマス・イブ・ディナーの食材を仕入れに生協へ出かけた。二人になっても三十年来の料理を量を減らして作ってくれる。
尻さむし街は勝手にクリスマス(仙田洋子)
と不貞腐れることもないし、
ヘロヘロとワンタンすするクリスマス(秋元不死男)
よりはクリスマスらしいものを食べさせて貰える。
散歩:
葛飾野の野球部が練習を始めたころ出かけた。散歩日和ではない。 雨にもならず、雪にもならず、ただ曇り。明日都内へ出かけることもあり、散歩を短めで切り上げ米を買って帰宅した。
本日は二千四百歩で階段は1回でした。
夕食:
そう云うわけで、クリスマス・イブ・ディナーでございます。真ん中は鮭のチャウダー、右がチキンで左がコールスローサラダ。ケーキの代わりに資生堂のチョコレート菓子が二つであります。質素でmodestというよりhumbleな料理ですがhotであり、heart-warmingな料理なのであるよ。
願い事-叶えてください。でも今宵は、
願うより謝すこと多きクリスマス
でありました。
チャウダーを食べ過ぎたようだ。今日のギルバートさんからのお告げは“eat half, walk double”であったが、逆さまをやってしまった。