(巻ニ十七)聞き耳をたてしが秋の声ならず(相生垣爪人)
12月20日日曜日
昨晩の弁当が重すぎて今朝の朝食を食べる気になれず。紅茶だけにしておいた。弁当は塩加減がキツいのでどうしてもお茶を飲む。夜中にトイレは嫌だなと思いながら寝床に入ったが幸い尿意に目覚めることも、漏らすこともなかった。
降る雪や厠が近くなりにけり(仁平勝)
今日は高校駅伝のようで、午前は女子の放送があったらしい。鹿児島の高校が二位になったと細君が喜んでいる。夫婦ともども鹿児島には何の所縁もないが息子が彼の地に職を得て以来贔屓になってしまったらしい。
羽子板や母が贔屓の歌右衛門(富安風生)
その息子に細君が手紙を書いている。息子宛に届いた郵便をまとめて転送するらしいが、その中に一筆入れるらしい。何か伝えることはないかというので、仕送りを頼めと云ったが無視された。
散歩:
高校コースを歩いた。修徳のピッチではまだ棒のような少女たちが試合をしていた。立ち止まってみたが、まだ観戦に堪えられる試合には至っていなかった。 女子と云えども高校生くらいになると迫力があるが、中学の一年生か二年生だとボールも選手も走らない。
年賀状を5枚買った。今日までに出した方がよいとのことだが明日投函しよう。コンビニの印刷済みの賀状は割高ではあるが、印刷済みで余白がないところがよろしい。何のために出しているかと云えば安否確認みたいなものだ。
本日は四千九百歩で階段2回で猫と一回スレ違う。
朝日俳壇:
書き留めた句はありませんでしたが、
一病を飼ひ慣らしたり惜命忌[しゃくみょうき](長谷川瞳)
という句が入選していて「惜命忌」ってどなた様の忌かと調べてみた。石田波郷の忌だとわかりましたが、知らなくても仕方がないでしょう。
願い事-叶えてください。湯に入って温まって、直ぐに布団にもぐりこんでヌクヌクして眠りに落ちて、ハイそれまでよ!なんて終われないだろうか。
風呂に入り肩まで冬を沈めけり(岡崎正宏)