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(巻二十三)冷奴回りの早き昼の酒(川久保野人)

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(巻二十三)冷奴回りの早き昼の酒(川久保野人)

11月5日火曜日

成人女性

昨日、細君の級友から自宅で採れた柿と家庭菜園で収穫された甘藷が届いた。細君が級友の初孫祝いのお返しであるが、なかなかうまい返礼の趣向であり見事な作品であります。

級友夫妻、特に夫君は土に親しむ方のようでかなり本格的に取り組んでいらっしゃるようです。
片や我が家と云うと僅か一鉢のミカンでゴタゴタしている。
今朝、出勤前にベランダのミカンに水を遣ろうとしたら、「朝の忙しいときに止めてください!」と金切り声を上げられた。

さみだるる他なし漢の独言癖(松下けん)

パソコン

ろくな事のなし。

ラジオ

今日はFM葛飾で10時から鉄ちゃん番組がある。それでその前座で大場久美子さんの番組を聴いていた。大場久美子さんも還暦だそうだ!

運命と片付けられてちゃんちゃんこ(杉山文子)

鉄ちゃん番組は重大な問題を提起した。京急のある種の指定席特急はアプリでないと買えないそうだ。加えて一般特急の一両を指定席有料化したそうだ。一輌分が削られたようなもんらしい。
要はITの強要と格差社会の顕在化かな?
番組の運転手と車掌によれば、これが“手っ取り早い金儲け”だそうだ。

本

「庖丁人 - 金井厚」文春文庫 巻頭随筆6

をちょうどいいタイミングで読みました。

《 父がホテルにいたころ、同系列のホテルの料理長が、社長夫人の一言で首になったということがあった、昼時の注文で、出されたカツ丼が「水っぽい」という理由だった。社長夫人がくることは事前に知らされていなくても、だれかがご注進に及んだはずで、料理長みずからが手がけた可能性は高いが、あるいは若い者にまかせたのかもしれない。「バカだな。(数人前)いっしょに作っちゃったんだな」
父がいった。余程たてこんでいたのだけはまちがいない。そういうとき、板前は文句もいわず、さっさとあがってしまうのである。
「辞める」ことを「あがる」というのは板前社会の用語である。ハタから見ると随分危うい世渡りだが、それが習慣だ。 》

あたしは不味いカツ丼をつくるつもりはありませんが、『あがり』の感覚は持っていたいね!


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