(巻三十二)異邦人箸を短く寿司を食む(和田郁子)
3月24日木曜日
久しぶりに穏やかに晴れて風もない。洗濯をした。
昼飯に昨日細君が買ってきた肉マンを頂く。
肉マンを二つ並べて四月馬鹿(拙句)
駄句ではあるが『古稀七十句』には入れたい句である。
https://nprtheeconomistworld.hatenablog.com/entry/2022/01/01/101322
午後の散歩は先ず郵便局に参る。コロナが出たらしいので誰かなあと見回したが、居ない人はいないし居る人はいた。郵便局に寄ったのは、マリさんから康さんの七回忌献花の割前がきたからだ。為替、書留で送るほどではないが、行き違いで気まずい思いをするのも嫌なので、いけないこととは知りながら特定記録で現金を少々送った。献花の有志の数は随分になったそうだ。
花を見る目配りにさへお人柄(高澤良一)
康さんはそのような方だった。
散歩は猫詣でのようになってきた。先ず都住の苦労猫に一袋あげた。今日は茶トラが出てこなかったので苦労猫も落ち着いて味わっていた。そこから図書館前を通ったが、図書館のクロは不在。曳舟川沿いを少し歩いて笠間稲荷のキツネコに挨拶。3回目の対面でキツネコも“アイツまた来たな”といった反応になってきた。近寄っては来ないが初めて鳴き声を発した。前回までは私が居るうちにはスナックに手を出さずに我慢していたが、今日は我慢しきれずついに面前でツモった。稲荷から蓮光寺山門と亀中正門の前を通り、新道を渡って二丁目の通りを二丁目の都住へ歩いた。今日は猫も婆さんも居らず。そこから生協へ戻り買い物をして帰宅。
リハビリ病院の前の桜が大分開いてきた(一撮)。
願い事-生死直結でさっさと終わりにしてください。コワクナイ、コワクナイ。知らないうちに死んでいたというのがウディ・アレンじゃないが理想だな。つまり「知らずに仏」だ。